仕事柄、色々な場所に行く。
今日も今日とてお山の上でお仕事、
帰り道に行く時に見かけたお寺に寄ってみた。
楓の赤い葉が、お寺の庭をおおっていた。
風が一段と冷たく感じる、ついこの間まで暑かったのに。
その風の吹く中、赤く染まった楓を見てまわった。
お寺の廊下を歩いていると、寒さで足先がしびれてきた。...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
仕事柄、色々な場所に行く。
今日も今日とてお山の上でお仕事、
帰り道に行く時に見かけたお寺に寄ってみた。
楓の赤い葉が、お寺の庭をおおっていた。
風が一段と冷たく感じる、ついこの間まで暑かったのに。
その風の吹く中、赤く染まった楓を見てまわった。
お寺の廊下を歩いていると、寒さで足先がしびれてきた。...
自分のまわり、
ちかくのことを気をつけて見る。
ひとりのとき、
友だちと一緒のとき。
気をつけていないと、
そこにいるのが自分だけなのか友だちだけなのか。
そんな感じになってしまう。
だけど実際は、
まわりには色んな人がいる。
よく考えれば、
きちんとまわりを見れば。
そんな当たり前のこと、わかる。...
戸惑いながらも私は
あなたを求めてる
決してきらびやかではない
でも一途なこの思いよ
私は恋しい
今この一瞬が
今夜も月が私を見つめてる
私もあなたを見つめ返す
深く 深く
今宵も怪しげなキッチャ店には不思議な人が集まる。
何か不思議な呪文のような言葉をしゃべりながら、
何本もえんぴつを削る男がいる。
テーブルの上には100本はあるだろうか、
キレイに削られたえんぴつの山。
その男は言う、仕事のふりをしながら削るんですょ。
デマカセの次はフリなんょ、
何かまたまたわから...
知らなかったょ
静寂の中にも音があるってこと
音があるってことを今こうしてひとり感じていると
自分が自分なりに今まで気がつかなかった自分が見える
確かに私は生きている
それは時として無様な生き方かも知れないけど
それでも私は生きてこの静寂の中にいる