「あおぞらはかなしや」
と歌ったどこかの詩人が
秋の終わりに風に吹かれて
くしゃみをひとつしています
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
今宵もキッチャ店には変態と変人が集まる。
仕事で疲れを癒すには、
アホの顔を見るに限ります。
何となくほっとするし、
追い立てられてたことさえも忘れるし。
私はお気に入りのラテをたのむと、
早速変態がチャチャを入れてきた。
「またそんなもの頼んでる」
どんなものょ、ただのコーヒーでしょ。
「コーヒー...
あの日
雨上りの昼下がりに
あの子の帽子は風に吹かれていってしまった
どこか遠くにいってしまった
きっとあの子の帽子は
のらりひらりと飛んでいる渡り鳥の群れに
声をかけて
空中散歩に少し疲れた赤い風船に
やさしく話しかけ
そして
風が運んでくる昔の匂いに
少しあの子を思いだし
あの子の頭がチョッ...
君がいない一日
それは
君の笑顔に会えない一日
降り出した雨に
また僕の心は
君を求めてる
この雨を君はどこで
誰と見ているのだろう