一緒に歩いた帰り道
本当はこんなに長かったんですね
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
木になりたいと思いつづけ、
ずーっと口にできなかった。
人間関係に失敗したわけでも、
男女関係が苦手なわけでも、
はたまた達成感がないわけでも、
フロイトやフェミニズムのせいというわけでも。
あるいは悲惨な少年時代のせいというわけでもない。
木になり、風に吹かれ、緑の葉におおわれていたいだけ。...
今まで将来のことなんて、考えたことなかった。
気持ちは変わるものだから、
考えてもしかたないことだと思ってた。
だけど。
あなたとの何年後かを考えてみたら、
それは思ったよりも幸せなもので、
自分でもチョット驚いた。