Nicotto Town


あなたに会えてよかった♪


なんでも思いついたことを書いてます^^

【第13話】黄昏のソロキャン

今回も、神田さん視点でのお話です。
「は…離してください、ささきさん…」あたしは不意に抱き竦められて、身動きがとれなくなっちゃった。しかもなんでか、声まで震えてる。でもしっかり、目だけは開いてたんだ。焚き火台の中に、燃え残りの炭がうっすらと赤く光ってて、それだけが視界に映...

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【第12話】黄昏のソロキャン

「先輩… 傘、忘れてきちゃったね…」「あ、うん…そうだな…」
「先輩、晩ご飯まだでしょ?どっかファミレスとか寄っていきます?」「あ、うん…そうだな…」
「あ、そこの角に、吉野家ありますよ?」「あ、うん…...

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【第10話】黄昏のソロキャン

ん… レスないなぁ
もうこんな時間か…とデスクの目覚まし時計を見たら、夜まっさかりでさ。俺は自分の部屋で、スマホをベッドに置いたまま、さっき送ったメッセージを画面上で目で追ったんだ。
『どもーっす! 今夜は天気が急激に悪くなるみたいだから、テントはやめた方がいいですよ(絵...

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【第9話】黄昏のソロキャン

今回も神田さん視点でのお話です。お間違いのないように…
「へぇ…神田って車持ってたんだね。てか運転荒くないか?」「そんなことないですよ、こう見えて私は運転マスター女子なんですから」
都心から車で1時間ほど走れば、黄昏高原キャンプ場っていうめっちゃ初心者向きのキャンプ場があ...

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【第8話】黄昏のソロキャン

「先輩っ!どうやって火を熾したらいいんですかっ…」沙也加がバーベキューコンロの前、炭を入れたダンボール箱を手にして呆然とした表情で叫んだ。「天塚クン、今度は可愛い後輩連れてきたんだね。はじめまして~~」食材を満載した保冷ケースを抱えて運びながら、しずかさんが言った。「少年っ!いや青年!...

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