自作小説 『旅路、森の中にて』
- カテゴリ: 自作小説
- 2012/04/01 14:15:39
少女は一人、森の中にいた。
あたりは林に覆われていたが、太陽の光が木立の合間から差し込んでいたので
それほど深い森の奥ではないことが予測できた。
だが、少女は分かっていた。この森をもっと先に進まなければならない事を。
そこは静かな空間であった。少女以外だれも居ない。
しかし、耳をすませば鳥のさえ...
課長と書いていますが、実際に課長ではありません。
まゆほんの生態を徒然と書き綴ります。
あと、自作小説も時々書いてます。
少女は一人、森の中にいた。
あたりは林に覆われていたが、太陽の光が木立の合間から差し込んでいたので
それほど深い森の奥ではないことが予測できた。
だが、少女は分かっていた。この森をもっと先に進まなければならない事を。
そこは静かな空間であった。少女以外だれも居ない。
しかし、耳をすませば鳥のさえ...
~あらすじ~
ラギのやりたい事探しに付き合う事になったクーニャとコノハ。
彼らはとりあえずいろんな人に聞いてみることにした。
3人が向かったのはガーデンハウスだった。
ラギ「ここは?」
クーニャ「クーニャの友達の家にゃ」
シャラ「やっほー。また来てくれたんだ。あれ?そっちの子は?」
コノ...
~あらすじ~
子猫のクーニャと未来を予知する少女コノハ。二人はクーニャの本当のご主人様を探して今日も旅を続ける。
広場の片隅のベンチで少年が座っていた。
虚ろな目でただ地面を見ていた。いや、彼の眼には何も映ってはいなかっただろう。
彼は虚空を見ていたのだ。それは彼自身の心の中でもあった。
クー...
注)前編と中編があります。
あらすじ・・・クーニャ達はシャラとカミーラという二人の女性と出会った。二人は互いに会いたいと思い探し求めていたが、なぜか会うことは出来なかった。そして、クーニャ達はその謎を解くために再びシャラに会いに行った。
コノハ「分かったか?クーニャ」
クーニャ「にゃ?」
二...
注)前編があります
二人は昨日と同じような場所を巡っていたが、そこにはガーデンハウスは無く、
代わりに神殿のような建物が建っていた。
クーニャ「この辺りは昨日来た所の近くだにゃあ?こんな建物あったかにゃあ?」
コノハはクーニャの言葉に気を止めることなく、ずんずんと神殿の方へ進んでいった。
二人...