第二十六章
カラーし始めて、40程だろうか…私は今迄の私ではなく大成功のイメチェンに驚いていた。最後に微調整のカットをし始めた悠さんは、「由佳里さん、良い感じに大イメチェンしましたね、すげー似合ってます!」…綺麗な透明感のあるパープルカラーに私はなんだかソワソワしたが、彼...
精神的な疾患を持ってる私の気楽に気楽に生きたい願望です~!
ちょこちょこ愚痴も入りますが、嫌な思いをされる方がいたらすみません><
第二十六章
カラーし始めて、40程だろうか…私は今迄の私ではなく大成功のイメチェンに驚いていた。最後に微調整のカットをし始めた悠さんは、「由佳里さん、良い感じに大イメチェンしましたね、すげー似合ってます!」…綺麗な透明感のあるパープルカラーに私はなんだかソワソワしたが、彼...
第二十五章
シャンプーも終わり、カットに入って行く。「由佳里さんの髪をカット出来るのって何か嬉しいっす!」と楽しそうに笑う彼の笑顔が私の心を安堵感へと導いてくれる。「そう?私も何だか嬉しいよ」とお互いに笑い合った。何気ない会話から漏れる「由佳里さん」と名前で呼んで貰える事が私は嬉しかった。先程迄感じ...
第二十四章
予約時間の5分程前に私は美容室へで待っていようと思い、車を降り初めての美容室へと向かった。店内はとても清潔感のある雰囲気の良い感じがしていた。「いらっしゃいませ」そう出迎えてくれた女性のスタッフさんに、「あ、こんにちは…あの予約している宮澤です」「ご予約頂いております、宮澤...
第二十三章
日々の時間はあっという間に過ぎて行く中、病院へと行く日になっていた。今日は火曜日、「悠さんにカットをお願いした日だ…」と何故だか心が躍る。…どんな髪型にして貰おうか、なんて事を考えながら自分に似合いそうな髪型を探す。随分と長くなってしまった髪の毛を触りながら、...
第二十二章
部屋へと戻った私は…悠さんとの夕食の時間が当たり前な日常になっている、と感じつつ安心感さえ覚え始めていた。…なんでこんなに心地が良いんだろう…不思議に思いながら、私は少しばかりぼーっとしながら煙草へと火を点けていた。…まぁ、好きだか...