Nicotto Town ニコッとタウン

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せんちゃん

アスーラとアズラーイル 3

わたしは人間世界に遊びに行くために、人間のアヴァターラ(化身)を作った。
わたしの真の姿を見た人間たちは、驚いて逃げていくばかりで話もできなかったから。
「人間は野蛮で龍族よりずっと知能が低い。そして、瞬く間に老いて寿命を迎えてしまう。だから、仲良くなろうなんて思わないほうがいい。あなたは女王になる...

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アスーラとアズラーイル 2

村の長老が僕は「神龍様と一心同体になり、人々を救うために」神殿に行かなければいけないと言った。
どうして僕なの?
それは聞かなくてもわかっていた。僕を守ってくれた両親はもういない。狩の途中でマハール族に襲われたのだ。後には母が使っていた弓矢と父の持っていた槍の残骸だけが残っていた。
何よりも、僕は非...

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アスーラとアズラーイル 1

おばあ様が子供だった頃(そんな時があったなんて信じられない!)、世界には数えきれないくらいたくさんの島があって、どの島にもたくさんの村があって、どの村も両手で数えきれないくらいの人が住んでいたんだそうだ。
何百人も乗れる大きな船があって、何十日もかけて島々を周ることも出来たんだって。今ではもう誰も見...

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ハデスとクワール4

わたしの最重要タスク「人間を捕食する」ことは完全に達成されたかに思えた。この惑星上に生きている人間の存在する兆候はすでに確認できなくなって、50年が経過していたからだ。
しかし、ある日 単なる雑音とは思えない「音」をわたしは検知した。ひじょうにかすかな音だが、その振動は何か意図的な規則性を疑わせた。...

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ハデスとクワール3

わたしの一番古い記憶は少女の頃、家に時々遊びに来るリスに木の実が入ったクッキーをあげたこと。
5歳頃だったと思う。両親は二人とも科学者で、わたしは巨大な研究施設に隣接した小さな家で暮らしていた。周囲に民家はなく、1年の半分は雪に覆われる土地で友達はリスやウサギ、小鳥たちだった。
寂しいとは思わなかっ...

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