Nicotto Town ニコッとタウン

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せんちゃん

旅に出るなら月世界でしょうえ?ロケットに乗らないといけない?そんな機械などなくても太古の昔から月世界に通じる道はあるのですよ。望むなら ほらそこに迎えの使い魔が。もっとも、還ってこられるかはわかりませんがね。え?必要ない?ええ、そうでしょうとも。

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アスーラとアズラーイル 7

眩い光の中に微笑んでいたのは、いつも夢に見たあの少女だった。
「わたしはアスーラ」「アズラーイル、あなたの遠い祖先と出会った日のことを昨日のことのように覚えているわ。わたし達は愛し合ってよく一緒に旅をしたの。でも、人間は瞬きするほどの時間で老いて亡くなってしまう…。だからわたしはアズラ...

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アスーラとアズラーイル 6

柔らかく発光する飛翔体になった僕は上昇を続けた。周囲の壁がぼんやり見える。それは揺らめく光のせいかゆっくりと蠢いているように見えた。
ずっと昔もこうして飛んでいたような気がする。
薄い翅を震わせるたびに、あたりの空気は重くなり抵抗が増した。…何時間飛び続けただろう。
僕は疲れ切り、自分...

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アスーラとアズラーイル 5

凍った湖に落ちた…はずだった。
なのに冷たさは感じなかった。水の抵抗すら感じない。ただ、落下していくのを感じていた。しかも、どんどん落ちる速さは増していった。
見上げると遥か遠くになった水面が揺らめいているのが小さく見えた。
それもすぐに見えなくなり、周りは暗く自分の手足すらわからなく...

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アスーラとアズラーイル 4

僕たちアズラーイルの一族はみんな子供の頃に「歌」を覚える。
それは僕らの遠い遠い祖先から受け継がれてきた。古すぎてもう意味がわからなくなっている言葉も多かったけれど。僕らの祖先の歴史と神龍様との絆が謳われているのだそうだ。
神殿に向かう道を籠に揺られながら、僕は心細さと恐ろしさで声を殺して泣いていた...

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