柔くしなやかな月の下で
- カテゴリ: 自作小説
- 2024/03/26 00:40:29
第十六章
朝、起きた時にはリム君はいつもの様にキッチンに立って、朝食を作ってくれていた。「…おはよ」と寝惚けたままリム君へと声を掛ける。「おはようございます!すずさん!」と何となく昨日キスを交わした様な彼はいつも通りだった。「夢か…」ぼーっとしながら掛布団から出て、煙草へ...
精神的な疾患を持ってる私の気楽に気楽に生きたい願望です~!
ちょこちょこ愚痴も入りますが、嫌な思いをされる方がいたらすみません><
第十六章
朝、起きた時にはリム君はいつもの様にキッチンに立って、朝食を作ってくれていた。「…おはよ」と寝惚けたままリム君へと声を掛ける。「おはようございます!すずさん!」と何となく昨日キスを交わした様な彼はいつも通りだった。「夢か…」ぼーっとしながら掛布団から出て、煙草へ...
第十五章
「はぁ…長風呂になっちゃった、ごめんね?」と私が出てくるとリム君は眠ってしまっていた。私は彼を起こさない様に、メイクルームへと移動しスキンケアを済ませた。軽めの香水も纏いながら、私はリビングへと行き眠ってしまったリム君の隣に座り頭を撫でた。一緒に眠りに付いたあの日から、私達は...
第十四章
リム君が帰って来てから、「あぁ…もう二十一時なんだね、お風呂入らなきゃ」と我に返った私は、彼に、「お腹空いてる?」と尋ねると、「今日は、なんかお腹空いてないです!」と答えた。「私もそうなんだよね」と言うと、「一緒ですね!」と二人して笑った。「私、お風呂入らなきゃ」と笑い、お風...
第十三章
朝食を食べ終えた後、彼はお茶碗迄洗ってくれて二人してゆっくりした後、「俺、そろそろバイト行ってきますね!」そう言い残して私一人の空間になっていた。朝食を食べている時に、彼へと「どうして花屋のバイトを選んだの?」そう尋ねた時に、「あぁ…えっと、好きだった人が訪れないであろう場所...
第十二章
リム君と生活を共にする様になって、2週間が過ぎようとしていた。彼は私の家から近い場所にある花屋でバイトを始めていた。今日は日曜、休みの日。朝起きたらリム君はキッチンに居て「すずさん!おはようございます!」と笑顔で毎日の様に私へと声を掛けてくれる。「おはよう…リム君」と少しづつ...