創作小説「WANTED」2
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/09/28 22:57:54
「平行世界シリーズ」番外
WANTED
第2話
『冗談じゃない。私が何をしたんだ!?』
追いかけられながら考えるが何も思い当たる事がない。
港町の入り組んだ町並みを駆け回る。
明るい時には歩きなれた道も、薄暗くなれば勝手が違う。それでも他国の者に比べれば大丈夫だろうと思いながら走っ...
ここは「あき☆元綵」(はじめあき)の気ままなプログです。
趣味である創作活動の小説やアクセサリー作りなどいろいろ呟いてみたいと思います。
更新も不定期ですが、ゆっくりしていってください。
コメントをもらえると大喜びしますので、よろしくお願いします(笑)
伝言板も「伝言板」のカテゴリーに作っておりますので、気楽にどうぞ♡
「平行世界シリーズ」番外
WANTED
第2話
『冗談じゃない。私が何をしたんだ!?』
追いかけられながら考えるが何も思い当たる事がない。
港町の入り組んだ町並みを駆け回る。
明るい時には歩きなれた道も、薄暗くなれば勝手が違う。それでも他国の者に比べれば大丈夫だろうと思いながら走っ...
シリーズの新しい短編でーす。
今回はちょっと恋愛色が強いかもですよw
「平行世界シリーズ」番外
WANTED
●プロローグ
街中で、少女がひとり、佇んでいた。
当たり前だった日常が壊れたことに、ようやく気付いた幼い日。
突然の事故で亡くなった両親。
気が付けば葬儀も終わり...
「平行世界シリーズ」本編
ソハコサ国の勇者
第10話 最終話
「いいですか? 自分が元いた場所、時間を思い出して強く念じて下さい」
妙子が最初に現れた塔の最上階。
〈魔方陣〉の中。
目前の彼は魔導士のエカーチェフだ。
印を結んで、返還の呪文を唱えている。
召喚された時と同じ状況。...
「平行世界シリーズ」本編
ソハコサ国の勇者
第9話
「見事に騙されてたわよ」
プイッとそっぽを向く妙子にまた彼はクスクス笑う。
「本当に本っ当に。よくそこまで性格の悪さを隠せていたわね。今の今まで性格も悪いなんて知らなかったわ」
「魔導士のエカーチェフくんって性格がいいでしょ。...
「平行世界シリーズ」本編
ソハコサ国の勇者
第8話
しかし、その刃は彼には全く届かなかった。
妙子がその男の不意を突いて、足をつまづかせたからだ。
勢いよく床に突伏した男の剣は、床を滑ってエカーチェフの足元へ。
「さすがですね、妙子さん」
「当たり前よ」
始めは逃げ回っていても結...