Nicotto Town


「時のかけら」


ここは「あき☆元綵」(はじめあき)の気ままなプログです。
趣味である創作活動の小説やアクセサリー作りなどいろいろ呟いてみたいと思います。
更新も不定期ですが、ゆっくりしていってください。
コメントをもらえると大喜びしますので、よろしくお願いします(笑)
伝言板も「伝言板」のカテゴリーに作っておりますので、気楽にどうぞ♡

創作小説「WANTED」2

「平行世界シリーズ」番外

   WANTED

第2話

『冗談じゃない。私が何をしたんだ!?』
 追いかけられながら考えるが何も思い当たる事がない。
 港町の入り組んだ町並みを駆け回る。
 明るい時には歩きなれた道も、薄暗くなれば勝手が違う。それでも他国の者に比べれば大丈夫だろうと思いながら走っ...

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創作小説「WANTED」1

シリーズの新しい短編でーす。
今回はちょっと恋愛色が強いかもですよw

「平行世界シリーズ」番外

    WANTED



●プロローグ

 街中で、少女がひとり、佇んでいた。
 当たり前だった日常が壊れたことに、ようやく気付いた幼い日。
 突然の事故で亡くなった両親。
 気が付けば葬儀も終わり...

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創作小説「ソハコサ国の勇者」10(最終話)

「平行世界シリーズ」本編

ソハコサ国の勇者


第10話 最終話


「いいですか? 自分が元いた場所、時間を思い出して強く念じて下さい」
 妙子が最初に現れた塔の最上階。
 〈魔方陣〉の中。
 目前の彼は魔導士のエカーチェフだ。
 印を結んで、返還の呪文を唱えている。
 召喚された時と同じ状況。...

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創作小説「ソハコサ国の勇者」9

「平行世界シリーズ」本編

ソハコサ国の勇者 

第9話

「見事に騙されてたわよ」
 プイッとそっぽを向く妙子にまた彼はクスクス笑う。
「本当に本っ当に。よくそこまで性格の悪さを隠せていたわね。今の今まで性格も悪いなんて知らなかったわ」
「魔導士のエカーチェフくんって性格がいいでしょ。...

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創作小説「ソハコサ国の勇者」8

「平行世界シリーズ」本編

 ソハコサ国の勇者



第8話

 しかし、その刃は彼には全く届かなかった。
 妙子がその男の不意を突いて、足をつまづかせたからだ。
 勢いよく床に突伏した男の剣は、床を滑ってエカーチェフの足元へ。
「さすがですね、妙子さん」
「当たり前よ」
 始めは逃げ回っていても結...

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