ジャガンの旅 第3章 7
- カテゴリ: 自作小説
- 2020/03/26 18:17:08
7「ぐはっ」
兵士がなぎ倒されて注目は王の間に繋がる扉に集中する。
「!!」
「?!!」
「パ・・パウル様」
シルバ「あら、この方をお探しだったの?」
「パウル様。どうすれば?」
パウル「なんだ?お前らは!俺はお前らなど知らん」
「!!」
「??」
「お前は、エレオノール枢機卿!!」
エレオノール「...
未来人の歴史 再度連載
7「ぐはっ」
兵士がなぎ倒されて注目は王の間に繋がる扉に集中する。
「!!」
「?!!」
「パ・・パウル様」
シルバ「あら、この方をお探しだったの?」
「パウル様。どうすれば?」
パウル「なんだ?お前らは!俺はお前らなど知らん」
「!!」
「??」
「お前は、エレオノール枢機卿!!」
エレオノール「...
6 何事だ!
機械公国の兵隊長は兵をまとめ上げようと必死になるが・・・
冷静になれと呼びかけることしかできない。
気が付いたら包囲され出ても蹴散らされる。
「パウル様に伝達はまだか?」7
5 城の窓より飛び出たキペペオはココンのもとに行き合図をした。
ココンは同時にいろいろなことに驚いた。
城攻めが順調なこと。
そして、このキペペオの伝達力。(ココンは動物の知能を馬鹿にしていた)
ココンはすべての兵士の先に油の付いた棒に火を灯させると一斉に城の近距離に近づかせ、包囲のままで声を荒げ掛...
4 ジャガン『精神を司る眠りの精霊よ。血の盟約に従いかの者を深き眠りに誘え』
見張りを静かに処理するとシルバが持ってきた縄で手足を縛り口に布で目覚めても声を出せないようにする。
寝室で寝ている皇帝パウルを確認したときジャガンは一気に頭に血が昇るのを感じた。
・・・こいつさえ居なければ父さんは死ななか...
3 城の隠し逃げ道は狭い。
そして真夜中だから暗い。
ジャガンはキペペオを先頭にシルバ、エリカ、エレオノールを引き連れ狭い階段を歩く。明かりを付けれるのは一番先頭のシルバだけだ。
つまり後ろは暗い。
あっ、顔が柔らかいものに当たった。
エリカのお尻か?
エレオノール「あっ、それはわしの尻だ」
・・・...