自作小説「馳せる想い」
- カテゴリ: 自作小説
- 2013/11/01 21:20:17
「三角稜」というらしい、インコを飼うことがなかったら手に取ることはなかった「そばの実」。最近の紅茶パックの形の独特のその形から思ったのは、「いんこの餌」であり、咄嗟に浮かんだのは「ピラミッド」だった。
彼女がそばの原料であるそばの実の原型をみた時のことを思い出した。
「いんこの餌でなければ見ようと...
しばらく、おうむたんが 毒舌はく日記になります(^^;。飼い主に責任はとれませぬこと、ご了承ください
「三角稜」というらしい、インコを飼うことがなかったら手に取ることはなかった「そばの実」。最近の紅茶パックの形の独特のその形から思ったのは、「いんこの餌」であり、咄嗟に浮かんだのは「ピラミッド」だった。
彼女がそばの原料であるそばの実の原型をみた時のことを思い出した。
「いんこの餌でなければ見ようと...
「はい、お父さんは本を渡してもらって顔こちらへ、お嬢さんはカメラをみてくださいね」
パシャッーカメラ音で終了。
その日ー図書館を利用する親子連れの貸出し本数が尋常でなかったらしかった父と私達姉妹の親子は、記事にするというので新聞社が取材兼写真撮りを図書館ですると言われて、妹もその話は了解していたはず...
内容はチェックしたのだ、確かに。しかしー。
手に感じる湿気が汗だとわかるぐらいには、まだ正気ということか?「祥子?」
汗ばんだ手を彼が握った。伝わってくる困惑が全身を駆け抜けた。
理解しようとしてるーでも…映画館での初デートはこれで何回目だろう?
映画館に誘うのは「試す」ため&hell...
田舎には自然が多い。
ロハスとかカタカナにすればしゃれて聴こえるが、田舎は田舎でしかない。この地を脱出したと思っていた十数年。。。気付けば、都会という箱に溶け込めない自分を苦笑する。故郷を捨てた,顧みなかった私の居場所はどこなのだろう、と?
帰郷した理由は父の葬儀。私が目にしたのは、父を看取って疲...
「あ・・・」
いつものようにインコ達の様子を見た飼い主の目に飛び込んできたのは、籠底の転がってる丸い卵だった。産卵の可能性のある二羽のメスいんこの様子を確認する。二羽とも別段異常なし。ほっと胸を撫で下ろしつつ、その卵を取り出した。殻に所々血が付いている。
卵にそういう血が付くことはたまにある。
でも...