自作小説 『夢見』 その3
- カテゴリ: 自作小説
- 2013/10/13 01:12:28
※その1,2を読んでいない方はそちらからお読みください。
……木葉。
……木葉。木葉!
……うっ。こ、ここは俺の部屋? そして、ベッドの上。意識がまだはっきりしない。頭が死ぬほど痛いし、身体が石のように重たい。...
課長と書いていますが、実際に課長ではありません。
まゆほんの生態を徒然と書き綴ります。
あと、自作小説も時々書いてます。
※その1,2を読んでいない方はそちらからお読みください。
……木葉。
……木葉。木葉!
……うっ。こ、ここは俺の部屋? そして、ベッドの上。意識がまだはっきりしない。頭が死ぬほど痛いし、身体が石のように重たい。...
※その1を読んでいない方はそちらからお読みください。
なんだやっぱりからかっているだけなのか、馬鹿馬鹿しい。とは、思ったが彼女はそんな俺の呆れた様子を気にすることもなく、更に話し始めた。
「過去に戻る、と言っても私自身がタイムトラベルするわけじゃない。私はこの手で触れた人の過去に見た夢に入り込んで...
俺の名前は黒乃時人。何処にでもいる普通の高校生だった。 そう。この日もいつものように学校に遅れないように、家から出て、猛ダッシュで登校する……、はずだった。高く鳴り響くクラクションの音。そして、目の前にトラックが……!
気が付くと、周りに大...
※その1,2を読んでいない方はそちらからお読みください。
その時、近くで獣の鳴き声がした。マユリアンたちは身構えた。
「カミリア。ここには危険な動物がいるのか?」「私はまだ遭遇してないけど、魔王ビターの手下の魔物が住んでいるかもしれない」
ガサガサ……ガサガサ&hel...
※その1からお読みください
まだ昼間であったが、森の奥に入れば入るほど辺りは暗くなっていった。何処かで獣の鳴き声がした。マユリアンは身構えた。マユリアンは剣の腕には自信があった。真っ暗となった辺りを見回したが、何も出てくる気配は無い。マユリアンはホッとして気を緩めた。その瞬間。
「マユリアン&he...