Nicotto Town


まゆほん課長の徒然日記


課長と書いていますが、実際に課長ではありません。
まゆほんの生態を徒然と書き綴ります。

あと、自作小説も時々書いてます。

自作小説 『夢見』 その3

※その1,2を読んでいない方はそちらからお読みください。
 ……木葉。
 ……木葉。木葉!
 ……うっ。こ、ここは俺の部屋? そして、ベッドの上。意識がまだはっきりしない。頭が死ぬほど痛いし、身体が石のように重たい。...

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自作小説 『夢見』 その2

※その1を読んでいない方はそちらからお読みください。
 なんだやっぱりからかっているだけなのか、馬鹿馬鹿しい。とは、思ったが彼女はそんな俺の呆れた様子を気にすることもなく、更に話し始めた。
「過去に戻る、と言っても私自身がタイムトラベルするわけじゃない。私はこの手で触れた人の過去に見た夢に入り込んで...

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自作小説 『夢見』 その1

 俺の名前は黒乃時人。何処にでもいる普通の高校生だった。 そう。この日もいつものように学校に遅れないように、家から出て、猛ダッシュで登校する……、はずだった。高く鳴り響くクラクションの音。そして、目の前にトラックが……!
 気が付くと、周りに大...

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自作小説 『チョコレート国物語外伝』 その3

※その1,2を読んでいない方はそちらからお読みください。
 その時、近くで獣の鳴き声がした。マユリアンたちは身構えた。
「カミリア。ここには危険な動物がいるのか?」「私はまだ遭遇してないけど、魔王ビターの手下の魔物が住んでいるかもしれない」
 ガサガサ……ガサガサ&hel...

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自作小説 『チョコレート国物語外伝』 その2

※その1からお読みください
 まだ昼間であったが、森の奥に入れば入るほど辺りは暗くなっていった。何処かで獣の鳴き声がした。マユリアンは身構えた。マユリアンは剣の腕には自信があった。真っ暗となった辺りを見回したが、何も出てくる気配は無い。マユリアンはホッとして気を緩めた。その瞬間。
「マユリアン&he...

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