Nicotto Town




【小説】先生を好きになってもいいですか?(改)⑯


【結婚】
高校卒業して4年が経った。
私は大学を卒業して、高校の先生になることになった。
大学卒業の半年前に、私は水原先生にプロポーズされた。先生は柄にもなく108本のばらの花束を贈ってくれた。
あっ、いまだに水原先生のことを先生と呼んでしまう。先生は不服そうだけど、はずかしくて、なかなか名前で呼...

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【小説】先生を好きになってもいいですか?(改)⑭


【告白2】
卒業式が終わった
そうじクラブに参加してくれていた後輩たちが来てくれた。「井上先輩!」「4月になったら、そうじクラブ、正式なクラブに申請します。水原先生が顧問になってくれるそうなんです。」「そう、うれしい。」 「今だから言えるけど、あなた達が掃除してくれるのは、川崎君や山田君が居るから...

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【小説】先生を好きになってもいいですか?(改)⑬


【らくがき、その後】
次の日、米ちゃんは、登校して来てくれた。そして、朝のホームルームで落書きしたことを謝った。
そのことを水原先生に話して、先生が米ちゃんにどんな魔法をかけたのか聞いてみた。「俺が魔法をかけた訳じゃないよ。」「魔法をかけたのは、井上、おまえだよ。」「真剣に米田のこと思って怒ったん...

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【小説】先生を好きになってもいいですか?(改)⑫


【らくがき】
12月ーーーーーーー
その事件は、ある日、突然、起こった。黒板の上の真新しい白い壁に真っ赤なペンキででかでかと、
『愛しあってるかい!』
って書かれてあった。
書いた犯人は、すぐ分かった。米ちゃんだった。みんな、米ちゃんがどうして書いたのか聞いたけど、「書きたかったから。」って、返事...

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【小説】先生を好きになってもいいですか?(改)⑪


【そうじクラブ】
10月もなかばーーーーー
米ちゃんが朝早く登校してきて、校庭や校舎のまわりのゴミを拾い始めた。智子も深沢さんも一緒にゴミ拾いを始めた。クラスの男子の川崎君と山田君もゴミ拾いを始めた。私もゴミ拾いを始めた。吉川君も参加してくれた。川崎君や山田君は後輩にも声をかけてくれた。
ゴミ拾い...

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