『かえるの平家ものがたり』
- カテゴリ: その他
- 2009/05/16 15:13:05
本の紹介をしたいのですが、それに見合うカテゴリが無いのですね。
かえるのわたくしめが紹介するのも可笑しいですが…。
児童向けの絵本です。
げんじかえるが住むげんじ沼で、一匹のご婦人かえるが何者かに襲われ、怪我をします。化け物に襲われたと言うご婦人かえるの、その背中はバッサリと切...
自分の好きを表現し、具現化するところ
本の紹介をしたいのですが、それに見合うカテゴリが無いのですね。
かえるのわたくしめが紹介するのも可笑しいですが…。
児童向けの絵本です。
げんじかえるが住むげんじ沼で、一匹のご婦人かえるが何者かに襲われ、怪我をします。化け物に襲われたと言うご婦人かえるの、その背中はバッサリと切...
いよいよ、物語は佳境に…
○晴信
(巻第十一 一〇 先帝御入水の事)下p199
大臣(おほい)殿、小博士(こはかせ)晴信(はるのぶ)を召して、「いるかは常に多けれども、未だかやうの事なし。きつと勘(かんが)へ申せ」と宣へば、「このいるかはみ歸り候はば、源氏滅び候ひなんず。はみ通り...
○東作・西収
(巻第十 付 大嘗會の沙汰の事)下p169
春は東作(とうさく)の思ひを忘れ、秋は西収(せいじゆ)の営みにも及ばず。
《訳》
春は耕作の心配を忘れ、秋は収穫の作業をしない。
《解説》
春の耕作、秋の収穫の意で対句になっている。陰陽五行説で四季・...
○泰山府君
(巻第九 十六 濱軍の事)下p107
あまりに祕藏して、この馬の祈りの爲にとて、毎月朔日(ついたち)ごとに、泰山府君(たいざんぶくん)をぞ祭られける。その故にや、馬の息も長う、主の命も助けけるこそめでたけれ。
《訳》
(平知盛は)あまりに秘蔵して、この馬の息災の祈祷...
○西塞がり、道虚日
(巻第九 七 三草勢揃への事)下p78
二月四日の日、源氏、福原をせむべかりしかども、故入道相國の忌日と聞いて、佛事とげさせんが爲に、その日は寄せず。五日は西塞(ふさ)がり、六日は道虚日(だうこにち)。七日の日の卯の刻に、…、源平矢合せとぞ定めける。
《訳》
...