Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

『水彩画レッスン』290円を買った

CMで見かけたのでマガジン『水彩画レッスン』を買った。筆と梅皿と二色の絵具、紙がついて創刊特別価格で290円。これですぐに柿と薔薇が描ける。影をつけて、濃淡をつけて。頁を開くだけで楽しかった。まるでもう描いているみたいに。応用編の風景画を描く、というところで、一点透視図法、消失点が一点だと、そこに視...

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フェルメール、真珠2作品、6月上陸。&スカーフ

今年もフェルメール作品が日本に数点やってくる。もうすぐだ。
「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館 6月13日~9月17日)と「マウリッツハイス美術館展」(東京都美術館 6月30日~9月17日)の二つ。
前者では《真珠の首飾りの少女》、後者は《真珠の耳飾りの少女》(他《ディアナとニンフ》1点)。
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フェルメール…

銀座のフェルメール・センターへいった。
「フェルメール光の王国展」。
ひとことでいえば、フェルメール全作品(37点)のレプリカ展。
レプリカといったら、いけないのか、
リ・クリエイト作品展。最新の印刷技術で再構成したものらしい。
額も大きさも本物に準拠している。
本物が一堂に会するなんて、ありえない...

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北斎と自然、バランス

坂東玉三郎氏が、自然と優れた芸術作品は同じだというような事を言っていた。
「非常に自然の草花のバランスと同じ作品ができる」。

この頃、景色を見る度にそれを思い出す。
バランスというよりも圧倒的な均衡。

北斎展に行った。
(ホノルル美術館所蔵「北斎展」葛飾北斎生誕二五〇周年記念)

北斎のバランス...

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孤独を描くルネ・マグリット

描くことで孤独や不安を現せるのだとルネ・マグリットは画家を志したと知る。書くことでそれでも孤独が薄らぐ。少し温もる。
そう、ルネ・マグリットはキリコの絵を観て、絵で孤独が描けるのだと画家になることを決意したという。
マグリット《赤いモデル》、紐靴と足の抱擁というよりも結合。紐靴がつま先にかけて足にな...

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