その白い花を私にくれませんかあなたに青空を差し上げますから
その赤い花を私にくれませんかあなたに心地よい風を差し上げますから
私は2本の花を差し出した瞬時に2本の花は手の中から消えた
その時だ青空いっぱいに花の香りが高く舞い上がったのは
それは爽やかな風の中に溶け込んでいく幾重にも重なり合いながら消...
その白い花を私にくれませんかあなたに青空を差し上げますから
その赤い花を私にくれませんかあなたに心地よい風を差し上げますから
私は2本の花を差し出した瞬時に2本の花は手の中から消えた
その時だ青空いっぱいに花の香りが高く舞い上がったのは
それは爽やかな風の中に溶け込んでいく幾重にも重なり合いながら消...
雨の音のリズムが聴こえる春
窓越しに濡れた赤いつるバラが景色に浮いている
いくつもいくつも浮いている
私の想いあなたの想いをのせ
雨音の中
見つめ合う二人の頬を恥ずかし気に染めてていく
つるバラは深紅のシャボン玉のようだ
赤く染まった雫をたらしながらまた風に揺れている
動きが止まった私の
あなたといるここに
春風のリズムに乗り私は踊る
あなたと
もうじき陽が沈む
私の汗があなたの汗と同化する早く暗くなって欲しい
春風のリズムに乗り私たちは踊る
あなたは突然わたしを抱きしめた
動きが止まった私の
二人の激しい息づかいが春風に混ざり合う
あなたといるここに
ずっと
...
雨上がりのさわやかな陽光が私を照らすとき春風が優しく頬にキスをする
湿った土の香りがする
それは命を弾き出している力強い香りだ
今
虹が掛かっている大空に
いくつもの夢が愛が虹を伝わり青空の海を渡っている
私には見える
虹の八番目の色は夢で九番目の色は愛だ
そして十番目の色はあなただ
それはとても大...
公園のベンチに私は春を見ながら座っていた
すると重力に逆らうようにゆっくりヒラヒラと葉が舞い落ちてきた
葉先と柄を交互に揺らしながら波に揺れる小舟のように
ちょうど目の高さくらいまで落ちてきたときに目を疑った
そこには小人さんが乗っていたのだ
歌を歌っていた白白赤赤、白白赤赤
目と目が合った瞬間彼は...