Nicotto Town


ユウの想いごと


主に読書とか映画とかの感想です。

小説『書店主フィクリーのものがたり』

ガブリエル・ゼヴィン 著『書店主フィクリーのものがたり』を読みました。
2016年の本屋大賞翻訳小説部門受賞作です。先日読み終えた『成瀬は天下を取りにいく』からの本屋大賞つながりで選んでみました。
アリス島に一軒だけある本屋の店主フィクリーと彼をとりまく人々の物語。
フィクリーは気難しくてそしてどう...

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小説『成瀬は天下を取りにいく』

宮島未奈 著『成瀬は天下を取りにいく』を読みました。
昨年の本屋大賞受賞作です。
『すべての見えない光』という700ページ超のシビアな小説を読み終えたときにさすがに脳が疲弊しているように感じたので次はサクッと読めそうなライトな本にしよう と文庫化された本書を購入してみました。
生粋の大津市民で大津市...

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小説『すべての見えない光』

アンソニー・ドーア 著『すべての見えない光』を読みました。
『ハヤカワepi文庫』というレーベルがあります。海外文学を扱っていて私はこれまで何冊か購入しすてきな物語を味わってきました。本レーベルでおすすめの作品をネットで検索してみたところ本書が紹介されていたので購入してみました。ピュリッツァー賞受賞...

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小説『すべての、白いものたちの』

ハン・ガン 著『すべての、白いものたちの』を読みました。
2024年ノーベル文学賞作家ということで著作を検索してみたところ本書が文庫化されていたので選んでみました。
ワルシャワと韓国とを舞台にさまざまな「白いもの」によって紡ぎ出される著者と著者の姉との物語。
読み始めて数ページで頭がしんとなりました...

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小説『緑の天幕』

リュドミラ・ウリツカヤ 著『緑の天幕』を読みました。
ロシア政府がウリツカヤ氏を「外国のスパイ」に指定したというニュースを昨年目にしました。見覚えのある名前だな と思って調べてみたら数年前に読んだ小説『ソーネチカ』の著者でした。現代ロシアを代表する作家でありながらウクライナ侵攻を真っ先に批判しドイツ...

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