星の欠片を
いくつも集めて
一つ一つ
繋げていく
優しい輝き
いくつもの色の奏でる慰め
そのささやきに涙する
そんな春の日
逝かないで下さい
私を一人にしないで下さい
黙って階段を昇らないで下さい
私を一人にしないで下さい
風よ
あの時の風よ
手を繋いで歌った歌を
もう一度聞かせて下さ...
星の欠片を
いくつも集めて
一つ一つ
繋げていく
優しい輝き
いくつもの色の奏でる慰め
そのささやきに涙する
そんな春の日
逝かないで下さい
私を一人にしないで下さい
黙って階段を昇らないで下さい
私を一人にしないで下さい
風よ
あの時の風よ
手を繋いで歌った歌を
もう一度聞かせて下さ...
そう、太陽まで長く続くはしごをかけますが
誰か一緒に上ってくれますか
途中、金星で金の発掘をして
水星でミネラルウォーターを調達します
太陽のそばにいったら
魚座にもらった魚を焼きながらの朝食
そうそう
蟹座からの味噌汁もお付けいたします
夕食はバーベキュー
牡牛座からの頂き物ですが・・・
...
立ちすくむ
そこに立ちすくむ私に
霧のような
雨が降り注ぐ
今涙が砕け散って
今心が砕け散って
無言で
空から降りそそいでいる
東からの風に
花の香りが痛い
風よ
あなたはなぜ無言で光っていられるのか
手のひらに刺さる雨に
呼吸が止まった
バラバラになった心を
リセットしてみようか...
春ちゃんが引っ越しをしてから半年がたちます
幼馴染の秋ちゃんが菜の花を摘んでいます
ここはとある団地の近くの原っぱ
春になるとたくさんの菜の花が咲きます
秋ちゃんは小さいころから
春ちゃんとここで遊んでいました
二人は春になると咲く
この黄色い小さな花が大好きでした
春ちゃんは団地の三階に
...
桜の木が恋をしました
ある街の海の見える高台にある若い桜です
名前は桜夫
恋をされたのはすぐ隣の小さな桜子
彼には思いを伝えるすべがありません
そうだ
彼は思いを花びらに託して伝えます
散っていく花びらはいかだとなって清流を流れていきます
花いかだはそのまま海へと流れていきました
海はにこ...