時をつかさどる神の
けたたましい笑い声に目を覚ます
そんなに可笑しいのですか
約束の時間に遅れてしまったのが
彼女は待ってくれたんですよ
2時間もあそこの角の席で・・・
「ごめん」って言う前に
にこっと笑て「さようなら」だ
お水を置いてくれた
かわいいウエイトレスがきょとんと見てる
あわ...
時をつかさどる神の
けたたましい笑い声に目を覚ます
そんなに可笑しいのですか
約束の時間に遅れてしまったのが
彼女は待ってくれたんですよ
2時間もあそこの角の席で・・・
「ごめん」って言う前に
にこっと笑て「さようなら」だ
お水を置いてくれた
かわいいウエイトレスがきょとんと見てる
あわ...
秋が夏を食べてしまう?
秋は猫舌
ちょっと夏の体が
冷めるのを待っている秋
でも本当は夏のほっぺに
チューをしたいだけらしい
近くのホームセンターで
秋がペンキを買っていた
赤と黄色
葉っぱに塗るんですね
おやっ
緑にピンクも・・・
ふ~ん
あとで春さんにプレゼントするんだって
月...
今日は家の周りの草むしり
散髪の後みたくスッキリとしたけど・・・
途中で気が付いたんだ
ピョンピョンバッタさんの住み家を壊してるって
どうしようかな
なんて思ったけど
近所には引っ越しをする場所がたくさんあるから
大丈夫だよね?
ちょっとだけ草を残してある場所もあるから
どうかな?
汗が目...
もう嘘をつくのはやめて
7.4畳のフローリングに落ちていく
言葉たちに
激しく蒸気を吹き上げるケトルが
少しばかりの気遣いを見せる
窓は閉めてあるから
ここから言葉は逃げてたりはしないのに・・・
夏の強い日差しが
レースのカーテンに打ち寄せている
もう嘘をつくのはやめて
あなたを力強く抱...
車窓から見えるいつもの公園に
白い軽トラックが止まっていた
そこには束ねられたヒマワリが
いく束も無造作にフェンスの脇に置かれている
記録的な暑さの中でも
公園を囲むように花を凛と咲かせていたヒマワリ
ブランコとベンチが別れを惜しんでいる
雑草が悲しげに唄を歌っている
木が一つもない
木陰が...