いつだってそうだった
二人でケンカをしたときに
あなたはいつも折れてくれた
本当は私の方が悪いのに
ちょっぴり大人のあなたが好きだった
休暇がとれたらどこに行こうか
行った時がないテーマーパーク
でも本当にあなたが好きなのは
草むらに寝転んで
眺める雲をじっと見ること
お弁当を作って
車に乗っ...
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いつだってそうだった
二人でケンカをしたときに
あなたはいつも折れてくれた
本当は私の方が悪いのに
ちょっぴり大人のあなたが好きだった
休暇がとれたらどこに行こうか
行った時がないテーマーパーク
でも本当にあなたが好きなのは
草むらに寝転んで
眺める雲をじっと見ること
お弁当を作って
車に乗っ...
そんな人だったなんて
思わないけど
私も裏返っていたのかもしれない
どちらが悪いわけじゃない
隠れた破片が落ちただけ
もう恋はできない
正直なつもりでいても
どこかで迷っている
私の暗い部分を
見せたくはないから
本当ならもっと
あなたに愛されたかった
裏側なんてどうでもよくて
今の私を信じ...
別れの言葉なんて
あなたから言ってほしくなかった
追いすがる事も忘れて
ただただ涙が流れて
もう夏も終わるこんな日に
夏が行ってしまえば
恋の終わりも風に乗る
あなたと過ごした2年の日々が
夏と共に消えていく
木々の枯葉が落ちるのを待っているかのように
夜が深まったそんな時
走馬灯に火をつけ...
明日は引っ越しの日
あなたの知らない所に行く
メールアドレスも変えた
私は一人きりになる
食器棚の中には
二組の食器がうまる
一組は捨ててしまおうか
まだ迷っている
もう使う事もないのに
あなたに鍵を渡したままで
出て行ったあなたの背中に
私の涙は届いたろうか
あなたの顔ももう見られない
...
すべてを覆い尽くした太陽も
白いまばゆさを残して
やがて空を赤く染める
そして海の向こうに山の陰に
その姿を消していく
何ということだろう
その流れも感じなかった
あなたの言葉だけを信じていた
帰ってくるよと言いながら
その日は来なかった
遠い道のりを飛んで行けたら
あなたは私を想っていただ...