Controlled passion
- カテゴリ: 小説/詩
- 2014/09/14 23:22:46
矛盾
それはあなたへの感情
心の中に抱く情熱とその高揚は
冷ややかな自己目線と寡黙さに消される
なんて
そんな複雑なことでは無い
好きだと言えないもどかしさが
好きでないと言う仕草を生んでいるのだ
変にコントロールされる必要もないのに
ショーウィンドウのマネキン見たく動けない
秋の風で教室...
矛盾
それはあなたへの感情
心の中に抱く情熱とその高揚は
冷ややかな自己目線と寡黙さに消される
なんて
そんな複雑なことでは無い
好きだと言えないもどかしさが
好きでないと言う仕草を生んでいるのだ
変にコントロールされる必要もないのに
ショーウィンドウのマネキン見たく動けない
秋の風で教室...
これから
どこへ行ったらいいのだろう
いったい
いつまで歩き続ければいいのだろう
そもそも
私は誰なんだろう
あの時と同じ白い月の光が射し
キンモクセイの香りが漂う街の中
あの時と同じ雑踏の片隅で高く鳴り響くリズム
ヒップポップかブレイクか
ねぇボーイズ
凄い動きのステップじゃん
弾むア...
ねぇ、良い音色だね
知らないの!
これって音楽っていうんだよ
音楽?
そう、鳥さんに教えてもらったんだ
ふ~ん
であの音は何の音なの
ピ・ア・ノって言うらしいんだ
ピ・・ア・・ノ?
ねぇ誰が鳴らしているのかな
違うよピアノは弾くんだよ
見てみたいね
うん見てみたいね
二人は仲の良い植木...
雨上がりの低い雲の間から
いく筋もの光が差し込んでいる
天使のはしご
古代の人はそう名付けた
精一杯
私は遠くを見ていたい
あなたの見えなくなっていく
面影を視野いっぱいに捉えようと
木漏れ日のように
指の隙間から哀しみが落ちていく
いく筋もいく筋も
静かに音をたてながら
あの光のはしご...
それが正しい選択だったと
誰も言えない
それが自らの意思なのか
たまたまの結果だったのか
眩しいものを
眩しいものとらえて何がいけない
そうあなたは言って
自己への肯定で心に重い蓋をするけど
でも恋ってそんなものなのかも知れない
もやもやの中で見つけた光なんでしょうから
あの人への認知のゆ...