やわらかな
ひざしに
ひんやりとした
くうき
スキップしたい
きもちと
もぐっていたい
からだ
ねえ
さくらは
まだ
さかないけれど
おもいきって
まどをあけて
ひかりのなかを
さんぽしよう
きりりと
ひきしまった
はるを
みにいこう
やわらかな
ひざしに
ひんやりとした
くうき
スキップしたい
きもちと
もぐっていたい
からだ
ねえ
さくらは
まだ
さかないけれど
おもいきって
まどをあけて
ひかりのなかを
さんぽしよう
きりりと
ひきしまった
はるを
みにいこう
そのおとが
きこえたら
まわりのくうきが
きれいになる
そんな
おと
そのおとのような
きもち
もし
きもちが
そんなおとを
かなでられたら
そのきもちを
わすれないように
しようね
くりかえし
くりかえし
おもいだして
いつまでも
わすれないように
しようね
てんしは
どこに
いるのかな
てんしは
そらに
いるのかな
てんしは
だれにも
みえないのかな
そうかな
どうかな
ちがうよね
だって
てんしは
ここにいるもの
そらにも
うみにも
やまにも
まちにも
くうきのなかにも
ひかりのなかにも
かばんのなかにも
こころのなかにも
そう
てん...
ごはんをたべるわたし
ほんをよむわたし
かおをあらうわたし
ふえをふくわたし
なわとびするわたし
さんぽするわたし
まいごになるわたし
おしゃべりするわたし
ふきげんなわたし
かぜをひいたわたし
おふろでねむるわたし
ちこくするわたし
うれしいときもわたし
かなしいときもわたし
わたしはわた...
いやなことで
こころが
あわだったら
そのあわを
つぶさないで
もっと
もっと
あわだてて
たくさんの
かるい
かるい
あわにしてしまおう
そうして
あわのなかで
くるくる
くるくる
おどったら
いやなこと
みんな
とんでっちゃうから