小説『騎士団長殺し』
- カテゴリ: 小説/詩
- 2019/09/14 17:02:42
村上春樹 著
『騎士団長殺し』を読みました。
「もやっとする」
これが村上作品への
私の正直な感想なのだけれど
暗喩を読み解く能力とか
感受性の豊かさとかを試されるような
小説とか映画とかアートとかは
何かと妄想好きな私には好物であって
村上作品への「もやっ」も
あくまで心地よい「もやっ」であって
...
主に読書とか映画とかの感想です。
村上春樹 著
『騎士団長殺し』を読みました。
「もやっとする」
これが村上作品への
私の正直な感想なのだけれど
暗喩を読み解く能力とか
感受性の豊かさとかを試されるような
小説とか映画とかアートとかは
何かと妄想好きな私には好物であって
村上作品への「もやっ」も
あくまで心地よい「もやっ」であって
...
多和田葉子 著
『献灯使』を読みました。
全米図書賞受賞という帯の文言に惹かれて
読みはじめたのだけれど
私を含めた日本人だけではなく
外国の人々までもが
本書の内容と現実の日本とを
照らしあわせているのかしらと
少し不安になりました。
大災害によって
大地も海も汚染され
鎖国体制となった近未来の日...
太宰治 著
『女生徒』を読みました。
本書の存在は前々から知っていたのだけれど
題名を目にすると
背徳的なイメージとか
ドラマ『高校教師』のようなイメージとかを
勝手に思い浮かべてしまって
今まで読むのを避けてきたのだけれど
とんだお門違いであったことを
思い知ったのでした。
女性の独白体で
女性自...
ミシェル・ウエルベック 著
『服従』を読みました。
少し硬めの内容の物語が読みたくなり
いくつかの海外文学の批評サイトで
おすすめ本として掲載されていたので
読みはじめたのだけれど
「少し背伸びしすぎたかなぁ・・」と
少し後悔したのでした。
フランスの大統領選挙で
イスラム穏健派の候補が当選し
それ...
恩田陸 著
『光の帝国 常野物語』を読みました。
前々から
『蜜蜂と遠雷』を読みたいと思っているのだけれど
いまだ文庫化はされておらず
「小説は文庫本しか買わない!」と
なんとなくポリシーを掲げている
なんとなく文庫本コレクターの私としては
単行本を買うことは我慢しつつも
なにか代わりの恩田作品の...