航行の途中で(あなたの一言で) 船底に(ハートの中心に) ぽっかり穴が開き(魚雷を食らったようだ) そこから海水が入り込み あっという間に 沈んでゆく 深く 深く 海中深く ボコボコと音を立てながら。。。
思いついたこと
航行の途中で(あなたの一言で) 船底に(ハートの中心に) ぽっかり穴が開き(魚雷を食らったようだ) そこから海水が入り込み あっという間に 沈んでゆく 深く 深く 海中深く ボコボコと音を立てながら。。。
波打ち際で 戯れる 無邪気な子供のように 透き通った色の瞳 セルロイドのような君の髪 肩幅の広い僕 夏の終わりの潮風に吹かれながら 眩しいオレンジ色の太陽を 背に受けて ふたり 優しく腕を組みながら 砂浜に 足跡を残す
太い幹に 違う植物の茎が 階段のように 巻き付いて 這っている 枝の先には 幹から吸い上げすぎた養分で 鉛のように重くなっている葉 当分の間は そのエネルギーで 生きてゆくのであろう
水面に浮かぶ月 くりだす船 くゆり くゆりと 広がる波の帯 宴の声が 鳴り響くなかで あなたとわたしの オーラが重なりあう
(満月に あてられたか。。。今宵は変な気分だ) 月夜の光に照らされた 妖艶な貴方の姿に 私の心のベクトルが 動く ほどけない紐の様に 絡みつく手と手 そのまま 明けの明星と共に 光のしずくとなって 溶けてゆく