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TAKEのつぶやき


TAKEのつぶやき

☆「裏返し忠臣蔵」柴田錬三郎

そろそろ忠臣蔵の話題が多くなる季節と思いますが、このような小説をご存知でしょうか?さすがに柴田錬三郎の小説です。発想が違います。吉良上野介には剣の達人である双子の兄がいたというとんでもない発想がこの話しを面白くします。さらに、その兄が浅野内匠守の父親を斬ったことが因縁の始まりだったといういかにも柴田...

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☆「青の時代」三島由紀夫

「光クラブ事件」で悪名をとどろかせた山崎晃嗣は、東大法学部在学というエリートコース一直線の秀才であった。ところが、戦後のどさくさも間もない昭和23年に闇金融「光クラブ」を設立する。現在は違うのかもしれないが、山崎は東大生という肩書きで信用を獲得し、それを利用して大衆から資金を集め、さらにそれを高利で...

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☆「瓶詰の地獄」夢野久作

この小説はほんの10ページ程度の短編ですが、なかなか凝った作品です。遠くの無人島から流れ着いた瓶が3つ、その中に入っていた手紙3通だけがこの作品の舞台となっていています。
また、この小説は一読するとすんなり書き上げたかのように思えますが、(筋書きが分かっていて)何度か読んでいるうちに、夢野久作はこの...

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☆「日曜日と九つの短編」連城三紀彦

実はこの本は読む前にラジオドラマで聞いていました。そして、何となく活字でもう一度と思って買いました。連城三紀彦の作品はあまり知らないのですが、他に「恋文」が有名ですよね(これは直木賞をとり、映画にもなっています)。この作品は、どこにでも居そうな登場人物が展開する、実際にありそうな何の違和感もない短編...

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☆三国志

三国志の始まりは先ず黄巾賊です。この黄巾賊の乱のため漢王朝は窮地に立たされることになりますが、時の皇帝である霊帝は政治には無関心だったので、皇后・何氏の兄・何進を大将軍にし、官軍を編成し始めます。ただ、何進は軍事的才能はほとんどなかったそうで、皇甫嵩、朱儁、盧植などの実力者が中心になり、三手に分かれ...

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