Nicotto Town


今年は感想を書く訓練なのだ


自分の思った事、感じたままを人に伝える事って実は難しい。「なにそんなんで感動するわけ?」って事が往々にして起こりうるからだ。

想いを言の葉に乗せて(その2)

●言の葉に漢字をあてる(読みと意味に縛られて)はじめに「ことば」があった
喉元から発せられたことばは、大気に刻み付けられ、耳で読んだ。つぎに「己止波(ことば) 」があり、耳で読んだものと同じ音の文字が当てられた。
竹や木の板に記されて、目で読んだ。さらに「己止波」は、短冊に詠むのに優しく崩され「こと...

>> 続きを読む


想いを言の葉に乗せて(その1)

●想い描く事(写実的に伝える)
ものを書く、それが小説などの物語であったとするそれは読み手の心のカンバスに、絵を描くのに似ている小説というのは、一人の人間の生き方を表現するともいえる筆使いや絵具の色でもって、巧みに連続した情景を映しだすただ、作者は描くに必要な画材と手順をまとめて、わかり易く文字にす...

>> 続きを読む


夢の欠片その3(馴れ初め)

●馴れ初め
朝餉を待つだけとなった、この家のかまどからは、すでに火の気が消ていた。
この里の静けさに、色づき始めた景色を撫でた、季節にたがわぬ風が渡ってくる。
鳥の歌う声がした「みなおとすがし たいきつめたし いくるにうれし」どうやら九官鳥のようだが、どこから逃げ出してきたのだろうか。
さぞかし主は...

>> 続きを読む


夢の欠片その2(血を受けし者)

●血を受けし者
仏壇には、祖父ちゃんと、よしの姿が燻る香に揺られて微笑んでいた。
祖父ちゃんに梨、よしにも梨だが、これは正しい組み合わせである。
どちらもそれが好物であることだけは、しっかり忘れずにいるばあちゃん。
他の事は、怪しくなってきたが、それはやむを得ない。

「よし、あの頃は楽しかったねえ...

>> 続きを読む


夢の欠片

この発想に胸が躍り、目が天空をさまよった。
傍から見ると時季外れの、それ系お兄ちゃんに映るだろうな。
目から鱗である、最近の目から落ちると、
しゃがみ込んで探す羽目になる、それとは違う。人はなぜ夢から覚めると、途端に忘れてしまうのだろうか?
やっと分かった、欠片が珠となり、転げて行ってしまうからなの...

>> 続きを読む





Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.