青く透き通った冬空いっぱいに
クレパスで落書きをするって
白に黄色で・・・
それはそれ良いんだけどさ
僕の心に先週書いてくれた
普通に好きって言葉はいったい何なのさ
去年は大好きって書いて
半年前は大嫌いって書いた
ねぇ教えてよ
君のクレパスは何色あるんだい
言葉のパッチワーク
僕の心は継...
青く透き通った冬空いっぱいに
クレパスで落書きをするって
白に黄色で・・・
それはそれ良いんだけどさ
僕の心に先週書いてくれた
普通に好きって言葉はいったい何なのさ
去年は大好きって書いて
半年前は大嫌いって書いた
ねぇ教えてよ
君のクレパスは何色あるんだい
言葉のパッチワーク
僕の心は継...
この冬に読みたい小説
冬だからと言って
特に読みたい小説などありませぬ・・・
読むのはいつも短編小説
新刊の文庫本中心
なぜ新刊かというと
理由は簡単
短編は結構読んでいるので
新しい本でないとダメ
それはたま~に読んだ本を買ってしまうから・・・
ん?読み始めて気付く
題名なんて覚えてい...
冷え切った空気が
胸いっぱいに入ってくる
北風よこんなに冷たく吹くなんて
そんな約束はしていなかったよね
木枯らしが「さよなら」の言葉を言い放つ
でも仕方が無いのかな
さっきまで君が座っていたベンチに
温もりの欠片も残ってはいない
確かに奇麗な星空だ
オリオン座が僕を笑って見ているよ
この...
一枚の白いカンバスに
全ての痛みを貼りつけていく
赤い痛み、橙色の痛み、黄色い痛み
緑の痛み、青色の痛み、藍色の痛み
そして
紫色の痛み
それは虹
懐かしい虹の色
泣いても良いですか
ここで
最後の痛みを
貼り付けた時
おおぞらを渡る
虹が砕け散った
音もなく
ゆっくりと
涙の中に
...
はるか遠くに白い雲が
流れていく
四角く切り取られた
ガラス窓の格子の中を
ゆっくりと
雄大に
手を重ねると
雲の呼吸を感じる
こんにちは
君は何処へと流れて行くの
真っ青に澄んだ空が
格子から雲を押し出したとき
小さなささやきと笑い声が
聞こえたような気がした
それは
懐かしい声だ
...