以前書いた物語 いんこな日々-第7章-
- カテゴリ: 小説/詩
- 2009/11/08 00:12:58
7章 記憶と恨みと復讐と
いんこなってから思うことは 時間の流れがとても早いということだ。
セキセイの寿命は 十年とも二十年とも言われているけれど、平均年齢が七十とか八十なんていう人間から比較すればはるかに 数倍駆け足で一生を過ごすのだ。
飼い主は朝出かけて夜帰ってきて 半日ぶりのつもりなんだろうが...
しばらく、おうむたんが 毒舌はく日記になります(^^;。飼い主に責任はとれませぬこと、ご了承ください
7章 記憶と恨みと復讐と
いんこなってから思うことは 時間の流れがとても早いということだ。
セキセイの寿命は 十年とも二十年とも言われているけれど、平均年齢が七十とか八十なんていう人間から比較すればはるかに 数倍駆け足で一生を過ごすのだ。
飼い主は朝出かけて夜帰ってきて 半日ぶりのつもりなんだろうが...
6章 人間だった頃のこと(後編)
手荷物をまとめて 街に出て来た。
「そっか 今日 クリスマス・イブなのか」
深夜バスの発車まで時間 街の中をぶらついた。クリスマス用に飾りつけたイルミネーションが光輝く街の中 たった一人で歩き回る自分が 寂しかった。こんなかっこ悪い姿で 故郷に帰るんだ、と思うとます...
6章 人間だった頃のこと
半額になったクリスマスケーキを見つけて つい買ってしまった。これ 明日までバスの中で腐らないかな?ショウウインドウに ケーキをぶら下げ ショルダーバックを背負った自分の姿が映ってるのが あまりにもかっこ悪くてがっくりしてしまう。
一人暮しに もうちょい憧れがあったけれど 現...
5章 私の名前
ある日、飼い主が
「お前にも 名前つけてあげなきゃね」
と ふとつぶやいた。この飼い主、オカメにはグレ子(灰色のノーマルオカメ女だから、らしい)だし セキセイ男にはちゅう坊(黄色ハルクインで黄色信号は注意だから???らしい)で セキセイ女にはグリ子(緑色のノーマルだから、は説明するま...
4章 カナリ-シード攻防戦
ま、そんなこんなでニ、三日が過ぎた。
放鳥タイムのセキセイ女との対決は 今だ実現していないがオカメには 毎回頭付きをお見舞いし 完璧な苦手意識を植え付けることに 成功したようである。私が近寄ると冠羽さかだてて鼻息が荒くなってくるのでおちょくるのが ほんとに楽しい。
結果と...