Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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飛ぶ愛

いくつかの季節を超えてこの冬を迎えて冷たくなった手をつないで握りあって暖めあって過ごしていくと思ったのに

誰がこんなことを思っただろうかこの手がゆるんでいくことなんて愛しあった二人なのに気づかなかった そうだんだん距離ができていくなんて

寒かった季節の中で暖めあった二人なのに長かった冷たい日々が...

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かけら

小さいガラスの欠片と大きな欠片無理やり並べてハートの形にする欠片の隙間から崩れていく無理があると隙間風が吹く

あなたとの恋もそうだったのだろう無理やりには愛は作れない愛は心の中で育むものそっとそっと包み込んでまばゆい光を放つもの

出会いの時からそれは決められていたのだろうか命の長さと深さもしそれ...

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粉雪の別れ

あなたと歩いた冬の京都訪れる人もわずか地図も持たず案内も見ずバスに乗ったり降りたりそんな旅もいいと思った

あとを辿りたかったでももう分からない道離しちゃだめだよ離さないでそんなことを言っていたのに

雪が流れてきたコトリという音さえ立てずに落ちては消えていくその身が自分に似かよった気がして胸が苦し...

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さざ波

幾度となく寄せては返す波波うち際を歩いたあなたと固く手を握り締めて緩めることはなかったろうか今はわからないけど

沈んでいく夕陽を二人で見ていた肩寄せながら愛を感じながらそれを信じていた

そんなことを思いながら薄暗い部屋の中で思うあなたの手が嬉しかったあなたの背中が嬉したっか負担になっていたのだろ...

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別れの一時

次の列車を待った
あなたが追いかけて来そうで
もう1本待った
階段だけを見つめて
でもあなたは来なかった


何を求めていたのか
あなたとはさようならをしたのに
もしかしたらという気持ちが冷めず
私の心を覆い隠せない
どこにあなたはいるのか


コーヒーを片手に
あの頃の夢を手繰る
何時だって楽しか...

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