彼女は微笑んでいた
遠くの一点を見つめながら
雲一つない
青い空の下
空全体の重さを跳ね返しているのか
その青さに溶け込んでいるのか
全くの自然体で
輝いている
感じ取る私自身の
想像をはるかに超えている
小さな宇宙が
そこには存在しているのだ
爽やかな風が吹いた
少女の髪がなびく
そ...
彼女は微笑んでいた
遠くの一点を見つめながら
雲一つない
青い空の下
空全体の重さを跳ね返しているのか
その青さに溶け込んでいるのか
全くの自然体で
輝いている
感じ取る私自身の
想像をはるかに超えている
小さな宇宙が
そこには存在しているのだ
爽やかな風が吹いた
少女の髪がなびく
そ...
今日も34℃
街中の公園の地面も
喉が渇いたと悲鳴を上げています
公園にはベンチが3台あります
なにやらその内の1台が騒いでいます
何で僕の所だけ
日陰にならないんだ
誰も座ってくれないんだ
真夏の日が強すぎて暑すぎてね
そうですベンチの表面は
お尻が燃えるくらいの熱さになっています
他...
今、雨が降っている
気温は下降気味・・・
汗をかきかき公園を歩いていると
何処からともなく声が聞こえた
もしもし
すみません
お願いがあるのですが・・・
ん、なんだ
何か聴こえたみたいだけど?
ここはカンカン照りの街の公園
いつもは遊んでいる子供も休んでいる老人も
誰一人としていません...
黒い無限の空間の中に
私の心は浮いていた
それは銀色の尾を長く引き
彗星のように流れていた
私に手足は無かった
ただ流れるままに進んでいた
何処かへ向かって
息を吐くように
全ての成長が止まるような
究極の寒さの中
私の心は凍りつくことなく
今日も歩みを止める事が無かった
はるか遠くに光...
空白に爪を立てる
その傷口から愛の欠片が溢れ出る
暑い夏がやって来た
半年前
私は愛をはらんだのだ
吹雪く冬の日に
クリスマスキャンドルを見つめながら
それは疑いのないもの
確信だった
そして
あなたの影すら見えない春の日も
涙で霞む幻の中に
咲く花の香りの中にあなたを感じていた
空が...