とても温かい
私に触れるあなたの全てが
目をつぶると
そこは暗闇の中
独りぼっちじゃ無い
少なくとも今この瞬間は
目を開けても良いかしら
あなたと青空を見たいから
目を開けても良いかしら
青空より澄んだ瞳が見たいから
とても温かい
今がとても温かい
私に触れている
あなたのその全てのもの...
とても温かい
私に触れるあなたの全てが
目をつぶると
そこは暗闇の中
独りぼっちじゃ無い
少なくとも今この瞬間は
目を開けても良いかしら
あなたと青空を見たいから
目を開けても良いかしら
青空より澄んだ瞳が見たいから
とても温かい
今がとても温かい
私に触れている
あなたのその全てのもの...
虹が風で飛んで行った
七色の重さが軽くなった
そんなに沢山の色はいらない
私は一色でいい
あなたの虹は副虹も入れて14色
カメレオンの様ね
性格ってそんなに変えられるものなのかしら
私の前の人には何色を見せていたの
さっき本棚の上のサボテンの棘を
痛いと言ったのは真実
今テレビを見ながら
...
白い仮面が崩れた
そして剥がれて行った
あなたの顔が融けてしまったときに
私たちは終わってしまったのだ
私の心の水は澄みきっている
あなたへの愛を注いたばかりだ
テーブルの上のワイングラスの水滴を
人差し指で拭う
淡いピンクの
ロゼが揺れる
私より澄んだものを
目には入れたくないのだ
あ...
今日も計ったように
東から太陽が昇ってきた
心のシャッターを開放にして
少しでも光を取り込もうとする
暖かさが足りないから
周りが余計に寒く見えてくる
それでなくても冷酷になった顔が
体温36度6分の笑顔を消している
あなたがいけないのだ
全て
仲たがいの時間は
瞬時の出来事でやって来る
...
もう逢えないかもしれない
あなたと
街をクリスタルチックに染める
イルミネーション
透明な光が瞬いている
冷たく静かに
寒くは無いのですか
そっと尋ねた
二人の心は
凍えていたから
あなたの吐く
息が白く遠くに抜けていく
つないだ手を意図的に離し
雨の中へと私の傘の下を抜けて行った
振...