そらを舞う
薄雲の狭間から
一滴の雨が落ちた
地上は其れを受け止め
大事に、大事に
抱えて
- -
薄衣は鰭を様々に動かし
言葉を舞に
舞で言葉にして
願った
受け止める其れは
只 只管
其の全て...
♪♪♪ ...の庵 ♪♪♪
そらを舞う
薄雲の狭間から
一滴の雨が落ちた
地上は其れを受け止め
大事に、大事に
抱えて
- -
薄衣は鰭を様々に動かし
言葉を舞に
舞で言葉にして
願った
受け止める其れは
只 只管
其の全て...
あたしね、地球最後の日が明日と知ったら
鍋でご飯炊いて 三角の大きなおにぎり作ってね
日本茶を好みの濃さで作って水筒に入れて
歩いて1時間の海に往くよ
其処はさ、とても汚いんだ
浮浪者が縮こまってたり
仕事をさぼってるサラリーマンが寝っ転がってたり
...
誰もが寝静まった時間
其の静けさに身を委ねる
其の時間だけ少し解す
そして 空蝉の顔を脱ぎ捨て
本当の自分に戻り
優しいだけでは時に只の偽善
けれど淋しい時なら
凭れてしまうのも一つなのだろう
けど 偽善
だから 凭れる価値は見いだせない
だって其処...
誰一人も死なない世界で
誰もが変わらない毎日を過ごす
何も変わらない日常を
当たり前のように在るのも、、、
- 私だけが変なのかな? -
自我のバグを認識するべきなのかな?
不老不死の世界で思考する
誰も死なない壊れたものは再生される
そんな世界だから ...
向こう側に行きたい、と
必死に手を伸ばした
向こう側って本当はどんなだか
知らないけれど
今在る環境よりはましだと
そんな幼稚な思いだけで
手を、伸ばした
掴んでくれたものも
気づいてくれたものも
今の所は無い
相変わらずのままだ
存在に対して...
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