Nicotto Town


プチ創作家の日記


思ったより更新が多いのです。書かないときは書かないのですが。

没ネタ詩

答えの出ない問題を抱えて歩く私は
変人でしょうか 奇人でしょうか
冷たいものを感じるのは確かです

何時からかそういったものを扱うのが仕事になれば
感じることが少なくなりましたが
変人呼ばわりはそのままです

時代から遅れているとも
時代からかけ離れた先を行っているとも
言われ続ける私ですが
私は楽...

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巣窟『処暑』

処暑 『秋猫』

ウトウトと眠りを誘うお昼頃 ふと外を見やれば 羊が空で行進中 彼岸のお菓子を作ろうと思えば 足の上に猫が無防備に寝転んでいる 「もう、風が寒いのか」 風に揺れるカーテンを眺め 秋の装いの準備を始める前に 猫の寝姿を、カシャリ







あきネコと読みます。単純なタイ...

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巣窟『立秋』

立秋


麦藁帽子をかぶって 貴方の帰りを待ちながら 柄杓で水を撒きましょう
一夏限りの恋のため 必死に鳴くセミの合唱を聞きながら 流れる雲を見上げつつ
空が高く感じ そよそよと吹く涼しげな風を感じ 秋になったなぁと思う
ふと、振り返れば 夕日に染まりながら 手を振る貴方がそこにいる...

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巣窟『大暑』

大暑


日輪は胸を張り

蝉の声で暑さ増し

蛙の合唱聞き涼む

大いに暑く日は暮れる

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『無題』

貴方に私の声は聞こえない
貴方は私の姿に気づかない
触れても貴方は気がつかない
何をしても貴方は私を忘れたままなのでしょう

暗く狭い部屋の中で
丸くなって眠ります
貴方がいずれ気づくまで
仮の宿で眠ります

大海原で貴方を待つ
この身が果てても何時までも
貴方がたどり着くその日まで

大空の下で貴...

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