Nicotto Town


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なに描こか?なに伝えよか?

「優しい煉獄」

「星海の紋章」シリーズ
これで、一躍人気作家になった森岡浩之氏の連作短編。
バーチャルリアリティ…仮想空間物になるんだろうけど。
設定に一ひねりある。
ここの空間に生活しているのは
・・・現実で死んだ人間の生前の記憶を、仮想世界の人格として保持共有している世界。

文字通り、、...

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珪化木とブランデー ~錫の兵隊~

珪化木って知ってるだろうか?
何らかの原因で、樹木がそのままの形で化石化したもの。
私が初めてみたのは、輪切りにされた円盤状のものだった。
年輪までくっきりと浮き出て、驚いたものだ。
この形に化石化するまで、どれぐらいの時をかけたんやろか?
なんて考えたのを、今もはっきりと記憶している。

この珪化...

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「遙かなる光」

絵を描く者のはしくれとして。
若い日に友人を失った者の一人として。
このSF小説は、重いテーマを持っている。
フェミニズムやジェンダーが盛んに論議された7~80年代、エリザベス・リンが書いたこの小説は、賛否両論の話題になったらしい。
主題の一つに同性愛が含まれているからだ。
当時のSF分野は保守的で...

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異質なる存在とは 「アトムの子ら」

これまた、古い古いお話だ。
初めて読んだのは半地下にあった、小学校の図書室。 
作者は女性で、名をウィルマー・H・シラスという。
この作品のテーマは、新人類ものになる。
古典的なSFの主題で、いろんなヴァリエーションの名作が多い。
日本の漫画やアニメでも、このテーマは花盛り。
...

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「高安犬物語」

作家戸川幸夫の直木賞受賞作になったこの本。

私が小学校3年の時に、大学生の従兄が誕生日に送ってくれた。
この本をまだいたいけな(?)女子に贈る従兄に今なら突込みをいれるだろうなあ。
しっかりトラウマになってる気がする。
この本は、山形県でマタギ犬として飼われていた高安犬の最期をえがいたドキュメンタ...

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