わたしが歩いた道に今日も暖かな日差しが差す
振り返ることもせずに長くなっていく影を後ろに引きずりながら進んでいく
足を進める瞬間にわたしは暖かな息を吐き出す
そして陽が沈むまで歩き続けるのだ
気が付くと漆黒の闇の中を歩いている赤々と炎を吐き出しながら
やがて日が昇るわたしはまだ歩き続けている
決して...
わたしが歩いた道に今日も暖かな日差しが差す
振り返ることもせずに長くなっていく影を後ろに引きずりながら進んでいく
足を進める瞬間にわたしは暖かな息を吐き出す
そして陽が沈むまで歩き続けるのだ
気が付くと漆黒の闇の中を歩いている赤々と炎を吐き出しながら
やがて日が昇るわたしはまだ歩き続けている
決して...
暖かな日差しの中春が一つ転がってきた
それはあなたが私にくれた春
爽やかな風と花の香りも一緒になって
それはそれは大切にしたい私の春
窓を開けると青い空に白い雲が二つ
ゆっくりゆっくり流れていく
ああ私の想いも流れていく
それはそれは潤いながらあなたのもとへ
ゆっくりとそしてゆっくりと
...
今、時は止まっているのだろうかそれとも今、時は動いているのだろうか
わかっているのは涙が止まることなく流れ続けていることだ
あの時の今はいったいどこに行ってしまったのだろうか
空は青く澄んでいる白く雲は流れていく
森は緑に萌え川は清く静かに流れていく
10年もの間、私は息を止めて新しい記憶を持たない...
素直になれない私がいるあなたにどう飛び込んでいったらいいのか
わからない
雪が降っている白くて大きな綿のような雪が舞っている
いくつもいくつもそれは遠くの景色を隠すほどに
私もそうなのかもしれない自分の景色をあなたから見えないように隠す
こわいから勇気がないから
あなたが溶かしてくれた凍えた心から涙...
新しいノートを開くその白いページにあなたの名前を書く
冬の午後の柔らかな日差しがペンの影を映し出す
私は胸いっぱいに息を吸い込み思いっきり吐き出した
次に軽く吸い込み「好きっ!」と言葉を吐き出した
座っていたイスを蹴とばすように立ち上がりそのままベッドへとダイブした
枕を抱きしめ白い天井を見るどこか...