眠りにつく前に。レティーシア・レンレン
- カテゴリ: 小説/詩
- 2013/10/05 01:51:31
レティーシア・レンレンという名前を聞くのは、これが初めてじゃない。サンマルコ大聖堂パティシエ通り五番地の裏にボクとジェコはやってきている。レティーシア・レンレンという女性なのか、男性なのか、分からない人物を追って。
ジェコはボクの相棒で、長年一緒に刑事をしてきた仲間だ。ボクたちは二手に分かれて、ボ...
グイ・ネクストのつぶやきなどを日記でつづっております。
あと詩をつぶやいたりします
感謝の言葉を発信していきます
レティーシア・レンレンという名前を聞くのは、これが初めてじゃない。サンマルコ大聖堂パティシエ通り五番地の裏にボクとジェコはやってきている。レティーシア・レンレンという女性なのか、男性なのか、分からない人物を追って。
ジェコはボクの相棒で、長年一緒に刑事をしてきた仲間だ。ボクたちは二手に分かれて、ボ...
ワタシを見ただけで人は逃げて行く。
それもそのはず・・・。ワタシは元盗賊にして人食い族だったのだから。
友と呼べるのはお釈迦様だけ。ワタシはぶーちゃんと呼んでいる。それも他の皆は気に入らないのか、ワタシを睨んでいるように感じる。
今日もワタシは丘の上から寺院を眺めて、夕日...
「うがぁあああああああ」と、オレはコブシを握り、エルシャに向かって動いた。オレは一歩も動けていなかった。動いた。と、思っただけで…エルシャに気合負けしていた。今までと逆だ。悪鬼羅刹と、オレを恐れ、動けない敵はいくらでもいた。
気合負けなど一度たりとてしたことがなかった。そんなオレが&h...
余談
殺す事を許してくれた妹がいたから…闇をくぐり抜けて光を見た。光を見たら…自分は光の世界から落ちようが無い事に気づいた。悪を許す。自分の中でこれだけはどうしても許せない悪の先に光はある。それが無償の愛である。光である。幼い時に親からこれを受け取る事ので...
「兄と妹」・・・戦地から故郷へ。男は妹の待つ家へと向かった。無精ひげをさわり、丘の上から故郷を眺める。煙が見えた。赤い屋根の煙突から・・・エルシャのいる家だ。エルシャも年頃だ。今年でたしか16を迎える・・・。出会っても、昔のように妹を抱きしめるのはやめよう。オレの手はあまりにも血で汚れてしまった。男...
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