車窓をぼんやりと見ていた
闇の中をいくつもいくつも
光の点が流れていく
その中に光る蝶をを見た
それは後ろへと流れることなく
電車と同じ速度でで飛び続けていた
そう窓ガラスに映る蝶は
吊革に揺れているあなたの姿だ
二人飛んでいく暗闇の中
今は時速９０キロ
このまま止まらないで
もっと速度...
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セカンド
白い雲が浮かんでる
いくつもいくつもふわふわと
青い空に浮かんでる
白いお顔が笑ってる
暑くはないのですか
お日様のそばにいて
喉は乾きませんか
冷えた赤いスイカを差し上げましょうか
雲さんは恋をするのですか
隣に浮かんでいるのは彼女ですか
端っこが触れているみたいですけど
手をつないてい...
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もう一度
それはもう一度
恋をしたい もう一度
愛を貫きたい もう一度
夢をみたい もう一度
もう一度それはもう一度
あの時吹いた風に会いたい
あの時吹いた風と話したい
私は本当に恋をしていたのか
人を愛していたのか夢を見ていたのか
教えて欲しい
あの時の風よ
確かめたい
あの時の自分を...
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7月21日のあなた
それはその日のあなた
とっても素敵で
とってもやさしくて
とってもきれいで
とっても面白くて
目をつぶっていても
いい香りがして
なんと言えばいいのかな
ちょっとまぶし過ぎるのかな
蝶々もスキップしてる
ちょっと暑い夕暮れの歩道
つないだ手を離しハイタッチ
今日はお別...
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あの時の風だ
今通り過ぎて行ったのは
夢をたくさん載せて駆け抜けていった
目の前を駆け足で
追いかけたどこまでも
でも追いつけない
あきらめかけた時
不意に風は止まった
風が笑った
後ろを振り返り風が笑っている
一緒に行こうよ
日が暮れるまで
私は走るどこまでも
風と約束をしたから
例...
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