あなたから去っていく私の背中を
どんな思いで見ていたのだろう
この心が泣いていたなんて
思いもしなかっただろう
でも涙が止まらなかった
冷たい態度をとった私を
あなたはなんて思ったことだろう
二人の間にひびが入ったと
不安に思ったことだろう
あなたのせいじゃなかったのに
取り戻せない時間
後...
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あなたから去っていく私の背中を
どんな思いで見ていたのだろう
この心が泣いていたなんて
思いもしなかっただろう
でも涙が止まらなかった
冷たい態度をとった私を
あなたはなんて思ったことだろう
二人の間にひびが入ったと
不安に思ったことだろう
あなたのせいじゃなかったのに
取り戻せない時間
後...
私のたった一つ欲しかったもの
それはあなたの心だけ
でもそれは遠い存在で
手が届かなかったことが切なくて
私の我儘だった
それは知っていた
でも 泣きじゃくる子供のように
ただあなたの横に立っていたかった
目ばかりが追っていた
その姿はくっきりと写って
悲しみばかりが募っていく
こんなに愛し...
もう誰もいない部屋
こんなに広かったなんて
思いもしなかった
部屋を見つけたあの日から
たった2年しかたっていないのに
一人でいることが
少しさびしかった日から
もう一人がやって来て
増えて行った頬笑みも
もうなくて
それでも窮屈じゃなかった
狭いと思っていたこの部屋
お互いの肩が触れ合う時...
窓の外に吹きすさぶ風
その強い風に乗って
私の心も飛んで行く
ちぎれた愛のかけら
もうあなたには届かない
それは知っているのに
まだあとを追うこの心を
どうしたらいいのだろうか
愛し合うことが夢ならば
そんな夢は見たくなかった
目が覚めたらもう
二人の世界はないのだから
歩けない道ならば...
さっき言われた言葉が
胸に突き刺さる
そこからは赤い涙が流れて
その傷さえ見えない
何だったんだろう
さっきの言葉は
本心だったのだろうか
すれ違っていた二人
聞こえないふりをしたかった
でも耳がそれを許さなかった
心の奥まで入り込んで
悲しみさえまだ来なくて
季節外れに凍っていく
濁っ...