石を見ていたずっと
鳥になった
石を見ていたずっと
花になった
石を見ていたずっと
兎になった
跳ねてどこかへ
消えていった
あなたを見ていたずっと
変わらなかった
私の心の中で
あなたはあなたのまま
ただなぜか頬が
熱くなってきた
遠くから好きな人を
見つめてしまう時ってありませ...
石を見ていたずっと
鳥になった
石を見ていたずっと
花になった
石を見ていたずっと
兎になった
跳ねてどこかへ
消えていった
あなたを見ていたずっと
変わらなかった
私の心の中で
あなたはあなたのまま
ただなぜか頬が
熱くなってきた
遠くから好きな人を
見つめてしまう時ってありませ...
あなたには夢があるのか
あなたには希望があるのか
あなたには愛があるのか
あなたにはいったい何があるのか
歩け道を
進め道を
果てしなく続く
この一本の道を
夢の希望の愛の
欠けらを見つけるまで
ああ遠くメロディーが聞こえる
奏でているのはあなた
両手をいっぱいに広げてよう
空から落ちて...
大きな大きな樹の葉が
みんな落ちてしまったら
枝もついでに取ってしまおう
そうして
幹だけの太い針のようになった樹の先っぽを削り
大きな鉛筆にしてしまおう
そして澄みきった最後の秋の青空に
その先から出る透明な樹液で
何でもすきなことを書こう
ほら決して消えることはないから
大きな大きな樹...
多摩川の巨人軍の旧練習場の横を
車で通りすぎた
もちろん巨人の選手はそこにはいない
今は少年たちが同じ場所で練習をしている
実家へ最後の荷物を取りに行った
この横を通り過ぎることはもう無いのかもしれない
小池商店はそこに
そのままあり
バックネットはそこに
そのまま存在している
昔自転車で...
古いスケッチブックをめくる手が止まった
ショートヘアのかわいい高校生が描かれている
上の方に4Bの鉛筆で
太く「BUSU」と書かれていた
4ページにわたって友達が描かれている
3人は男性で名前は書いてないが絵を見れば誰だかわかる
はてこのかわいい「BUSU」は誰なのか
T・SかそれともMiss...