Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

呪文と花束

今日は少しだけ心がうわむいた。
情報誌をくばるバイト。
数をかぞえてゆく、
よんじゅうさん、43…死産、よんじゅうよん…44…四肢、死屍…ごろあわせのような連想が、異界へみちびく呪文になってゆく。すこし縁起が悪いなともおもったけれど。

けれど...

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しおひがり。

GW、やすみじゃないけれど(笑)
それすぎたころ、潮干狩りにゆくよてい。
ここ数年、まいとしいってます。
潮干狩りって、家族でゆくようなイメージあるし
わたしが小さいころも、そうした子供たちのいる
ファミリーイベントみたいなところあったと
思うのだけれど、なぜか、小さいころには
いったことなかった。...

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春の雑感

春はやさしいにおいがする。
たとえば、芝桜、チューリップだとおもう。
つちとまざりあった、ひざしをあびた、あたたかなにおい。
ローズマリーの葉はさわると
つよい芳香がゆびにつくけれど、
今日はとおっただけで
あたりに芳香がただよっていた。
かれらにも旬があるのだ。

ヒメオドリコソウがゆらゆら、にょ...

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季節をわける風

桜並木を自動車で通った。
昨日とは別の場所だったけれど
散った桜の花
のイメージではなく、
新緑のやわらかい
桜の木になっていた。
桜の木の並木道。
この時期の台風に似た風は
野分とはいわないのだろうか。
強い風のあと、すっかり景色がかわった。

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いれかわりたちかわり

さくらがちった
と思ったら、
あたりはしんりょくがはじまろうとしていた
目に緑がぷちぷちとせまってくる。
雨なのに、なみきみちのみどりたち
まだ黄緑がかったそれが
やわらかかった。

うちのちかくの休耕地では
レンゲのはなのささやかな畑たち。
さくらのはなびらがそのうえをまだ
ときおりふって。
いれ...

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