この世を去ろうとしている人を見ると、やはり気が重い。今日の梅雨空のように、しっとりと人生の重さを感じるからか。
その人は、私の父の妹の嫁ぎ先の夫の兄弟の連れ合い。ここまでになると縁者といっても「姪」と名乗っていいのかわからない。
移住するまでこの人がいることさえ知らなかった。おそらく私の両親だって...
何にもなかった(と思う)日
目まぐるしく移り変わった日
嬉しいこと悲しいこと腹が立つこと心震わせること
その日、その時、その瞬間
心に刻んでおきたい風景を書き留めています
この世を去ろうとしている人を見ると、やはり気が重い。今日の梅雨空のように、しっとりと人生の重さを感じるからか。
その人は、私の父の妹の嫁ぎ先の夫の兄弟の連れ合い。ここまでになると縁者といっても「姪」と名乗っていいのかわからない。
移住するまでこの人がいることさえ知らなかった。おそらく私の両親だって...
母はもう違う世界に行っちゃった。
向こうでまた別の家族と暮らしているのかな。
母の日があるのかないのかわからないけど、
優しい人たちに囲まれて、笑顔で毎日を送ってるといいな。
カーネーションの代わりに青いバラをおくりますね。
花言葉が変わったんですよ。
「不可能」から「夢かなう」へ
因みに青いカ...
昔から古いものが好き。お婆さんも好き。お墓も好き。
アンティークが好きなのもその流れなのかもしれない。200年前に製造されたカップ&ソーサーを購入。きらびやかなこれらの食器はだれの手に渡ったのか。王侯貴族が使用したであろう手描きの食器。
このカップでアフタヌーンティーを楽しんでいただろう。女性か、...
いきつけだった美容室が四季に合わせて情報誌を送ってくれる。昨年10月から思いがけず病の連鎖で、ほぼ1年行ってないが、今でも自宅に郵送されている。
情報誌と書いてあるが、A4の用紙1枚の表裏にびっしりと手書きされたお手紙のようなもの。
表面には、簡単なあいさつ文と休店日を入れたカレンダー、住所、電話...
1年半。去年の4月、丸4年になる乳がん定期検査の待合で言葉を交わした人。10年目に右胸に転移が見つかり、手術後1ヵ月検査だと言っていた。
他にも内科に病気を抱えながら、とても明るくて、私が他県からの移住者と分かると、車でいろんなところを案内してくれた。今年の春以降、こちらが繁忙期に入り連絡が途絶え...
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