Nicotto Town



❖ 詩:恋の構文は閉じない ❖

⌘ 君の気配は、カーソルのように点滅する    触れられそうで、触れられない
* 夜のコードに紛れた「好き」の断片    意味を持たないまま、実行される
( ) 括弧の中に隠した感情は    誰にも呼び出されないまま
~ ぼくの想いは、波形...

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特殊文字を弄ぶ孤独

⌘ 誰もいない夜のコマンドライン    ぼくは「&」を撫でて、君の名を呼ぶ
* 記号でしか語れない感情がある    「_」の下に沈めた、言えなかった言葉
§ 世界は整然と並ぶけれど    ぼくの中の「{」は、まだ閉じられな...

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雑談

うちの猫、私が落ち込んでるとそっと近寄ってくる。
でも撫でようとすると去っていく。
……励ましの距離感がプロ。

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Velvet Heat: 4:23PM

PCのスリープ音が、遠くで脈打っている。腰に沈むけだるさは、椅子のせいか、誰かの記憶か。iPhoneの通知が、静かに震えた。その振動が、骨盤の奥で反響する。
パンケーキの甘さが、まだ残っている。昼下がりの糖分は、血の中で熱を持ち、呼吸を浅くする。
東西線のホームに立つと、風が腰のあたりを撫でていった...

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ぽえ無  果皮の温度

指が 何度もなぞる器の縁か 記憶の輪郭かその動きに 意味はないけれど 何かが ほどけていく咥えたままの沈黙が湯気の向こうで ゆらいでいる舌先は まだ触れていないそれでも 甘さは 始まっている誰かが 何かを加えたそれは 塩か 声か混ざりきらず 沈んでいく物憂げな動作だけが夜の温度を 保っている果皮のよ...

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