Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

名前をしると挨拶できる

ヒメオドリコソウ、ヤブケマン草、レンゲ草。
この頃、目につく花。
カラスノエンドウ、ヤマブキ、フジ…。
結局私が覚えている花の名前は父が育てていたとか、父と見に行ったとか
そこに帰ってしまう。新たに覚えた花の名前は殆どない。
それは16歳以前におぼえた、ということだ。
だけど、ラベンダ...

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ジンクス。私は毎日異国へ向かう

ジンクスその1
 駅前の駐輪場。自転車は必ず159(異国)に停める。レーンの溝に車輪を乗せる時も細心の注意を払う。だって今から異国へ渡るのだから。毎朝「この異国を忘れないこと」、とつぶやいてから仕事に向かう。ジンクスだか決意なのかわからない。おそらく両方。休日は105(入れ子)に停めてもいいことにし...

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顔だせ、亀。

このところ、出かけてつかれたのか、鬱状態だ。
風邪をひいているせいもある。
無気力。
去年の今ごろのツィッターでのつぶやきを発見。
たぶん偶然だが、やはり同じ頃に、
落ち込んでいる。

去年の4月25日↓

軽い負のサイクル。亀。辺りを見回して首をひっこめる。誰もいない時に誰かのいる方へ動...

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現実と非現実 その1

私はこれまで現実に足をつけていなかったのだと今さら気づく。辛い体験すらどこかよそ事だったのはそのせいもあったのだ。夜中の三時に鴉が啼くのを聞く、花瓶の猫柳が根を生やす。私にとって例えばそうしたことは現実なのだ。書物、絵画等とともに。或いは書物を通して貴方と響くことだけが。

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夢であいましょう 2

 明け方の夢。恋愛をしていた。肩を抱かれながら階段を上っている。私は以前彼と夢の中で会っていた。夢の中で再会したのだ。
 「夢に出会いさえすれば行ける(…)あのなかの何ひとつ現実には起きはしなかったし、あのなかの何ひとつ今後も起きなくても」
 (ポール・オースター『ティンブクトゥ』) ...

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