何でもないよと何でもないようにあなたが言うからあなたを愛してる私は信じる以外に道はなくだからあなたのそばから近すぎないように離れ過ぎないようにひっそりとよりそっている
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
何でもないよと何でもないようにあなたが言うからあなたを愛してる私は信じる以外に道はなくだからあなたのそばから近すぎないように離れ過ぎないようにひっそりとよりそっている
不意に思い出すことがある、何かのはずみに。立ち止まったり、振り向いたり。流れる景色を見た時に。大好きな場所のこと。懐かしい風のこと。匂いのこと。蜃気楼のようにキラめいて、一瞬に消える。明日は思い出、揺らめいて消える淡い影。
困った時に、見ず知らずの人に親切にされると。知っている人からやさしくされるよりも、グッと胸にこたえるてことを知っているから。出来るだけ見ず知らずの人には、親切にすることを心掛けているんだ。これを教えてくれたのも、父である。人に親切にされたここと、親切にしたこと。どちらもあまりおぼえていない。当たり前...
ある朝、私は目覚めると何か不思議な感じがした。それは、手がしびれていたのだ。ただ単に寝相が悪くて、腕に負担をかけていたのだ。一瞬でも、体に何か不可思議なものが点いているかのような、そんなことを感じたことはないだろうか。それも、ひとつの変身。いちばん簡単な変身、それは毎日着る服である。目的に合わせて、...
もろはのやいばで月を切る、うすく向こうがすけるよう。
私の瞳は空を切る、うすく向こうがすけるよう。
月の光でといだ氷のやいば。