Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

ラベンダー畑へ 3

埼玉県久喜市のラベンダー畑。
辺りは田園地帯だった。用水路や貯め池があって。
家の近くの公園には田んぼがあるのだけれど、
これからは、それを見る度に、
ラベンダーたちを思い出すだろうと思った。
あるいは、どこかでラベンダーが咲くのをみたり、
買ってきたポプリの匂いを嗅ぐ度に、
ラベンダー畑にいた虻や...

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ラベンダー畑へ 2

久喜市のラベンダーを見に行った。
私が写真で撮ると、
一面のラベンダーのように見えるふうにばかりとってしまう。
実際は役所のまわりを、堤がコの字になっているだけなのだけれど。
辺りは田園地帯、用水と池、ラベンダーの匂い、虻、蝶、紫色、出店。
コの字の中には、ちいさなあやめ園もはいっている。
たぶん、...

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ラベンダー畑へ

埼玉の久喜市にラベンダーを見に行った。
この5,6年だろうか、毎年行っている。今年も。
行く度に、ラベンダーだけではなく、
大きな木になる木があること、
ラベンダーの花のまわりを虻や蝶が飛び交い、
空高く、雲雀が鳴くことに気づく、
というかラベンダー以外にも、
沢山の何かに再会しに行くのだと。
辺り...

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田んぼ湿地

まだ稲があまり育っていない公園の田んぼを
田んぼ池と呼んでいたが、
台風の後、急に伸びたみたいで、
今日は湿地帯か何かのようだった。
田んぼ湿地。
そのうち地面がひび割れたようになり、
すっかり下は見えなくなる。
実った青い稲穂が風で、
波紋のようにゆれるだろう。
水的なものが上に移動するのだ。

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台風一過

台風一過。
ほぼ晴れの空。
雲がいつもよりも荒々しい。
獣の咆哮のような雲。風が強い。
公園は何だか一日で緑が増えたようだった。
木々や草が重くまぶしい。
枝たちの散乱のせいかもしれない。
岸辺にはなぎ倒された草たち。
緑を波打ったまま、時間を止めたようになっている。
水を静かに飲む鴨。

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