君が綺麗だからって言うから オレオを連れて見に来たよ 確かに満開の桜もいいけど 柔らかい緑の葉桜も落ち着くね 歴史を感じるごつごつした太い幹 逞しい枝ぶりに気おされる そっと息を吹きかけるような風が吹いてきた 妖精のように舞い降りて若葉を震わせる 葉と戯れな...
昔、昔ギリシャにゼウスという神がいました。
その末っ子の名前はヘルメス!
その800代目の子孫が僕ちゃん!
決して嘘八百ではありません。
自由気ままな僕は泥棒や山賊の守り神
君が綺麗だからって言うから オレオを連れて見に来たよ 確かに満開の桜もいいけど 柔らかい緑の葉桜も落ち着くね 歴史を感じるごつごつした太い幹 逞しい枝ぶりに気おされる そっと息を吹きかけるような風が吹いてきた 妖精のように舞い降りて若葉を震わせる 葉と戯れな...
久しぶりに朝早く目が覚めた 夜中に仕事をする習慣になって 偶然、随分損をしているような そんなことに気付いた 例えば、早朝の空気の中で嗅ぐ 様々な匂いのようなもの 夜明けの薄暗さと 日の明るさが一瞬の休みもなく 刻々と交代していく 特に陽が昇ると太陽の光が 眩しく、これ...
ポエムなんて
所詮は言葉の遊び
どんな綺麗な言葉で
飾り立てようと
どんなに巧に描こうと
最後に残るのは
ただただ深い虚脱感
そんなものにいったい
何の夢を抱くのか
そんな夢なんか捨ててしまえ
そんな心なんか捨ててしまえ
そんな日本語なんか...
ああ、鉛筆の芯が短くなった
だから鉛筆を削って芯を出す
まるで疲れきった誰かさんのよう
頑張って頑張って
頑張りすぎて
倒れそうになっても
まだ頑張って
疲れきって体力はもう無いはずなのに
身を削る思いで精を出す
理由はそれぞれ
働くのが大好きだっ...
今、再び目にする高く険しい山々 荒涼とし、変わり果てた人の気配のない風景 それまでの眺めが地上の静けさと結ばれる 僕らは彷徨っていたのか 山や谷を見下ろしながら 弧空を漂い行く雲のように いきなり僕の目に飛び込んできたのは 群れをなし金色に咲き乱れる水仙たち 湖...