Nicotto Town


なるべく気楽に気楽に~!


精神的な疾患を持ってる私の気楽に気楽に生きたい願望です~!
ちょこちょこ愚痴も入りますが、嫌な思いをされる方がいたらすみません><

最期の夜月

第十三章
今日と言う日の最後の食事になるであろう時間から肇さんと向かい合って山菜うどんを食べる事になった。…「肇さんのお口に合うと良いけど」と私が言うと、彼はにこやかに「美月さんのお母さんの山菜の味付け凄く優しい味がした…美味しそう」と言っていた。…「そう?...

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最期の夜月

第十二章
私は煙草を1本取り出し火を点けた。彼と煙草を吸いながら、他愛もない話をした。…大体がこの先の事だったが…。…「肇さんは、元彼さんとは鉢合わせる事は無い?」とずっと気掛かりだった事を尋ねてみた。ほんの数分彼は考える様に少しばかり沈黙を置き、&hell...

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最期の夜月

第十一章
悲しい笑顔をさせてしまった…と少々後悔の念を持ちつつ、彼の提案してくれた事への返答を考えていた。…肇さんに家事して貰う、か…また私は煙草へと火を点けながら、…「肇さんの体調とか、良くなってきたら少しづつ家事も手伝って貰おうかな、お言葉...

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最期の夜月

第十章
キッチンへと戻り、私も煙草でも吸おうと火を点け始めた頃、レンジから牛乳が温まった様子の音が鳴っていた。…あっという間に温まったのかと咥え煙草の私は、二人分のカフェオレを作り始めた。…私もコーヒーには砂糖入れないんだよな…と考えつつ、彼へと&helli...

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最期の夜月

第九章
彼のポケットから取り出した煙草を、…「どうぞ」と渡すと、…「吸っても…良いの?」と問いかけられた。私は、ここのマンションの一室を買おうか迷っていた為、…「大丈夫だよ」と笑い彼へと答えた。…「一緒に吸おうか」と誘うと彼は笑い...

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