汚れ無さもあるけれど屈託もあるいったいどっちのあなたを頼りにして近づこうか
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
暑い夏クリームソーダのような空汗冷や汗私たちはまた沈黙の波にのまれていくえもの高層ビルの上にいるような恋に落ちて行く
愛だと感じた時人は何を思浮かべるのか節度ある態度照れくさくて何かで誤魔化す恋するランナーたちはひたすらにゴールへ向かうゼンマイが切れたらおしまいさ悲しくて泣く時くらい夢を見てもいいだろう
人生に波があるくぐり抜けて行くけど波が多く 滑りやすく迷いやすい世の中 わかりやすく変わりやすく別れにくい 私たち
あやうく忘れるところだったもう忘れかけていたでもすんでのところで思い出した昨夜の夢私を連れ去って夢を見せてくれるこんなふうに長い間忘れながら思い出してというのを繰り返しいつの日にかすっかり忘れ去ってしまうのだろうか人はなぜ夢を見るのだろう夢を叶えるために夢を見るのが本能なら夢はなくならないだろうに