Nicotto Town



仮想劇場『Jiro's恋歌』


 その部屋の押し入れが僕のお気に入りの居場所で 誰に媚びることなくいつも当たり前の顔で居座り侍り ときにはブツブツと想い患いのような詩を宣い ときにはワオワオと流行らない歌を掻き鳴らし過ごした  キミに呼ばれれば尻尾を立ててたちまちに返事をする キミが許せば押し入れの戸を開け放ち、そこでとりとめの...

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